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MCUアニメ「What If…?」、映画全23作の「もしも」1話1本ずつ描く ─ ゾンビ化キャップがバッキーと戦闘、ペギー・カーターはキャプテン・ブリテンに

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初のアニメ作品「What If…?(原題)」の新たな情報が、2019年8月23日(米国時間)、ディズニーによる大型イベント「D23 Expo 2019」にて明らかになった。イベント会場では、来場者限定で特別映像が上映されたという。

「What If…?」は2019年4月に製作が発表されていたもので、同名コミックシリーズを原案に、MCU作品の重要な瞬間をフィーチャーし、実際には起こらなかった“もしもの展開”が描かれる。このたびマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が明かしたところによると、本作は全23話構成を予定しており、過去にMCU作品として製作されてきた『アイアンマン』(2008)から『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)まで全23作品の“もしも”を1話につき1作品ずつ描いていくということだ。


このたびD23 Expoのステージには、ケヴィン社長のほか、本作でメイン脚本家を務める「トロールハンターズ」(2016-2018)「ミッシング・スリー: アルカディア物語」(2018-2019)のアシュリー・ブラッドリー、監督のブライアン・アンドリュースが登壇。ブライアン氏は『アベンジャーズ』シリーズ4作品をはじめ、数々のMCU作品でストーリーボード(絵コンテ)を担当してきた実力者だ。

今回のイベントには、出演者を代表してペギー・カーター役のヘイリー・アトウェルも登場。第1話は「もしもペギー・カーターに超人血清が投与され、痩せこけたスティーブ・ロジャースがハワード・スタークのアーマースーツを着て戦いに加わっていたら」というエピソードだと伝えられているが、上映された映像では、ペギーが星条旗の盾ではなく“ユニオンジャックの盾”を持っている。ただ性別を入れ替えるだけでなく、おそらく「もしもペギー・カーターがキャプテン・ブリテンだったら」という内容になるのだろう。

また複数の報告によれば、会場で上映された映像には、ゾンビと化したスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカを相手にバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーが地下鉄で戦闘を繰り広げるシーンや、スター・ロードがピーター・クイルではなく全くの別人になっている場面などが含まれていたとのこと。全23作品、それぞれの作品がどのように“もしも”化されるのかがポイントだ。ナレーターは月面から地球を監視するウォッチャーが担当し、『007』シリーズのフェリックス・ライター役や「ウエストワールド」(2016-)のジェフリー・ライトが声優を務める。

ちなみに現在、ディズニー/マーベルと『スパイダーマン』の映像化権を有するソニー・ピクチャーズは、今後の契約をめぐって対立状態にあると報じられている。大人の事情は今ひとつ真相が見えない状態だが、「What If…?」は「全23話構成で1話につき1作品を扱う」と発表されている以上、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)と『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の“もしも”もきちんと描かれることになるようだ。

MCU初のアニメ作品「What If…?(原題)」は、ディズニーによる映像配信サービス「Disney+」にて2021年夏に米国配信予定。

「What If...?」超豪華声優陣はこちら

Sources: SR(1, 2), ComicBook.com

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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