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『キャプテン・アメリカ:BNW』飛行シーンはトム・クルーズ意識、『トップガン マーヴェリック』の経験活きる ─ 「もしトム・クルーズが映画を観たら」両方に出演のファルコン役ダニー・ラミレス

(C) 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』にてファルコン/ホアキン・トレス役を演じたダニー・ラミレスは、過去にも映画での“飛行経験”を持つ稀有な俳優だ。

『トップガン マーヴェリック』(2022)でミッキー・“ファンボーイ”・ガルシア大尉役を演じたラミレスは、本作の飛行シーンで当時の経験が活きたことを語っている。米Interview Magazineでは、「もしもトム・クルーズが観たら……」と考えながら演技に挑んだことを明かした。

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インタビューの聞き手となったのは、『トップガン マーヴェリック』でロバート・“ボブ”・フロイド大尉役を演じ、MCU映画『サンダーボルツ*』にも出演するルイス・プルマン。ワイヤーで吊られての飛行アクションの感想を尋ねると、ラミレスは「『トップガン』をやったおかげ」と語った。

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「トム(・クルーズ)が僕の身体のポジショニングを見たら、空気力学を考えると思ったんです。メイキングを見てもらえればわかるんだけど、僕は正しいフォームを保っていた。[中略]空気力学に基づき、傾くべきタイミングで傾き、頭の位置を正しくしようとしていたんです。それは『トップガン』で身についたこと。“トムが映画を観るかもしれない、きちんとやらなきゃ”と。」

キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド
© 2024 MARVEL.

ラミレスによると、キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンのスーツはより進化していたため、自身はアンソニー・マッキーよりハードな撮影に臨むこともあったという。「僕だけが顔面に重力を受けるような日もありました。[中略]僕のスーツはアナログで、呼吸チューブもある。僕自身がコックピットであり、ジェット機でもあるような感じ」。

おそらく今後もMCUに継続して登場するであろうラミレスだが、現在は『トップガン3(仮題)』も企画進行中。そちらにも続投する場合、ラミレスはどちらの大作でも空中で活躍することになりそうだ。

Source: Interview Magazine

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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