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『キャプテン・アメリカ:BNW』エンドロールにあのオスカー俳優の名前が登場する理由 ─ 意外なスペシャル・サンクス

キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド
© 2024 MARVEL.

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』では、意外なアカデミー賞俳優が舞台裏にてこっそり活躍していた──。監督のジュリアス・オナーが米Peopleにて明かした。

その人物とは、『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー~』(2012)でアカデミー賞の助演女優賞に輝いたオクタヴィア・スペンサー。『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)や『ドリーム』(2016)『ズートピア』(2016)などジャンルを問わず多彩な作品で活躍し、ドラマシリーズ「真相 – Truth Be Told」(2019-2023)では主演を務めた。

マー ―サイコパスの狂気の地下室―
『マー ―サイコパスの狂気の地下室―』より © 2019 Universal Studios. All Rights Reserved.

『ルース・エドガー』(2019)でタッグを組んだスペンサーとオナー監督は、プライベートでは友人同士。また業界では、スペンサーは映画監督たちの「偉大なサポーター」なのだという。

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

「オクタヴィアは素晴らしい人で、私は彼女の大ファンです。この映画(『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』)の話があったとき、彼女は私のためにケヴィン・ファイギに親切な言葉をかけてくれ、アンソニー・マッキーとも話をしてくれました。本当に優しく、驚くべき才能の持ち主です。」

本作のエンドクレジットをよく見ると、スペンサーの名前は「スペシャルサンクス」としてクレジットされている。オナー監督は、「彼女が私を含むフィルムメイカーの偉大なるサポーターであることにきちんと感謝したいと思いました。彼女にお礼を言う機会を逃すなんて、ありえないことです」と話している。

ちなみに、MCU作品にはまだ出演したことがないスペンサーだが、キャリアを遡るとサム・ライミ監督『スパイダーマン』(2002)に端役で出演しており、同作ではケヴィン・ファイギがアソシエイト・プロデューサーを務めていた。残念ながら日本未公開ではあるものの、『Black or White(原題)』(2014)ではマッキーとも共演している。

映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は公開中。

Source: People

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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