憂鬱ティモシー・シャラメがApple作品に出たくてたまらないジェラシーCM公開 ─ ジェイソン・モモアも友情出演

ルカ・グァダニーノ監督による珠玉の名作『君の名前で僕を呼んで』(2017)でアカデミー賞主演男優賞に初ノミネートされ、『ビューティフル・ボーイ』(2018)『DUNE/デューン 砂の惑星』(2019)などの演技も高評価、名実ともに飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中のティモシー・シャラメ。数多くの大作・話題作で引っ張りだこだが、Apple TV+作品には未出演のシャラメが本配信サービスのCMに登場した。
新CMは、アカデミー賞作品賞に輝いた『コーダ あいのうた』を映画館で友人と一緒に観賞中のシャラメが、「わあ、Appleの最優秀作品賞だ」と呟くシーンで始まる。友人が「最高傑作だよな」と言うと、少し複雑そうなトーンで「そうだね」と答えるシャラメ。何を思ったか、「去年、僕は作品賞にノミネートされた映画に2本出演したんだ」と、いきなり“僕ってスゴイでしょ”アピールを始め、友人は「ああ、知ってるよ。君は最高だ」とポジティブに反応してくれたが、何だかシャラメは浮かない表情だ。
シーンが切り替わり、大勢のファンに囲まれつつ車で移動中のシャラメは、タブレットでApple TV+のジェニファー・ローレンス主演映画『その道の向こうに』(2022)や、ドキュメンタリー映画『セレーナ・ゴメス:My Mind & Me』(2022)などをチェック中。「なんで僕はドキュメンタリーをやってないんだろう?」と呟き、次のシーンではビルの屋上から人気コメディドラマ「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」(2020‐)の看板を眺めながら、「僕もドラマシリーズをやれるぞ」と呟く。さらに、「セヴェランス」(2022‐)や「ブラック・バード」(2022)など、Appleのドラマシリーズをタブレットでチェックし続けるシャラメに、『DUNE』で共演したジェイソン・モモアからビデオコールがかかってくる。
挨拶もそこそこに、「新しいAppleのドラマシリーズ『チーフ・オブ・ウォー(原題)』の撮影が終わったところだ」と報告するモモアに、「待って、Appleの新番組?」とシャラメが反応すると、「今時、(Apple作品に)出演しない奴がいるか?」との答えが返ってくるではないか。Apple作品に未出演のシャラメは気まずそうに「そうだね。今時、出ない人なんていないよね」と言い、その後も取り憑かれたようにApple作品をチェックし続ける。
しかし、マーティン・スコセッシが監督を務め、レオナルド・ディカプリオ&ロバート・デ・ニーロ共演映画『Killers of the Flower Moon(原題)』を目にして限界に達した様子。「スコセッシにディカプリオ、デニーロ……」と、呟きながらベッドに倒れ込んだシャラメがカメラに向かい、「ねえApple、連絡して」と懇願してCMが終了している。
果たして、シャラメが望むようにApple作品への出演が叶うだろうか。近いうちに朗報が届くことを期待しよう。
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Source:@Apple TV