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ジェームズ・キャメロン監督、「サノスに共感できる」と発言 ─ 「かなり現実的な答えを持っていると思った」

ジェームズ・キャメロン監督はこれまで、「マーベル映画は壮大とは思えない」と発言したり、マーベル&DC映画のキャラクターは「年齢にかかわらず全員が大学生のよう」だとコメントしたりと、スーパーヒーロージャンルへは批判的な立場を取ることが多い。そんな監督が、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)におけるインフィニティ・サーガのスーパーヴィラン、サノスに「共感できる」と発言している。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)でサノスは、死や苦しみに繋がる資源を巡る争いをなくし、資源が枯渇した宇宙を救うことを目的に、指パッチンで宇宙の生命体の半数を消滅させた。

『アバター』シリーズで環境保護のメッセージを発信し、自身も熱心な環境保護活動家として知られるキャメロンじゃ、米TIMESのインタビューにて、「サノスに共感できます。彼は、かなり現実的な答えを持っていると思いました。問題は、誰もその半数になるために手を挙げて志願しようとしないことです」と、本気とも冗談とも取れない大胆な発言をしている。地球の環境破壊や資源の枯渇の原因の一つは、ついに80億人に達した人口増加によるものだと考えているのかもしれない。

『インフィニティ・ウォー』のエンディングではアベンジャーズのメンバーも数多くが消滅したが、続編『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で残りのメンバーが一致団結して逆襲。サノスのインフィニティ・ガントレットを奪うと、アイアンマン/トニー・スタークがガントレットを装着して指を鳴らし、自らの命と引き換えに宇宙を救った。

キャメロンが生態系の調和と自然環境の保護のメッセージを込めた『アバター』シリーズの第3作は2024年12月20日、第4作は2026年12月18日、第5作は2028年12月22日に米国公開予定だ。

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Source:TIMES

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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