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『ドクター・ストレンジ/MoM』ブルース・キャンベル、実はマーベル映画の大役を何度も断っていた

ブルース・キャンベル
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14192176477 | Remixed by THE RIVER

サム・ライミ監督が手掛けたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』にカメオ出演したブルース・キャンベルだが、実はMCUで役をオファーされたのは本作が初めてではないと語っている。

この記事には、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のネタバレが含まれています。

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』には、ライミ監督と何度もコレボレートしているブルース・キャンベルがカメオとして登場。2人によるタッグの歴史は長く、監督の代表作であるホラー映画『死霊のはらわた』シリーズにキャンベルが主演し、ライミによる『スパイダーマン』3部作すべてで端役を演じている。

カメオとはいえ、2000年代を象徴するマーベル映画トリロジーに出演したキャンベルはアメコミ作品と縁が深いように思えるが、ライミバース以外では、あえてスーパーヒーローのジャンルに踏み込まないようにしていたのだという。

ScreenRantのインタビューでキャンベルはMCUについて、「まあ、やっとMCUが僕に追いついただけなんですけどね。というのも、これまでに(MCUの)大役を何度も断ってきましたから」とコメント。キャンベルは、どんな役をオファーされたのか詳細には触れていないが、自分が演じたいと思ったよりも役が大きかったことを理由にオファーを見送ったとほのめかし、「“それじゃあ、代わりに小さな役は?”と訊かれて、“それは僕が探してたものだ”と返しました」と回答。その結果として、再びライミ監督作品に参加することになったようだ。

『マルチバース・オブ・マッドネス』でキャンベルは、ドクター・ストレンジとアメリカ・チャベスが元いたユニバースからトラベルした、アース838のニューヨークでピザ屋台を営んでいる男、通称“ピッツァ・パパ(Pizza Poppa)”として合計2シーンに登場。その場面は長くはなかったものの、『死霊のはらわた II』(1987)へのオマージュが込められていた。同シリーズのフォロワーと、ライミ&キャンベルの再タッグに興奮したファンを満足させるには十分だったと言えるだろう。

またキャンベルは、MCUへの参戦はライミの影響が大きかったことも認めている。「サムが何かをやりたがっている時は、僕も“イエス”と言う傾向があるんです」と発言しているため、ライミ監督がMCUへカムバックするなら、そこに再びキャンベルの姿を目に出来るかもしれない。

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Source:ScreenRant

Writer

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。