ライミ版でおなじみブルース・キャンベル、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に登場しなかったことに言及

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ではマルチバースの扉が開き、過去フランチャイズから複数キャラクターがカムバック。しかし、サム・ライミ版『スパイダーマン』トリロジーに様々な形でカメオ出演したブルース・キャンベルは姿を見せなかった。
米アトランタで開催されたイベント「Fandemic Dead 2022」に登壇したキャンベルが、『ノー・ウェイ・ホーム』に登場しなかったことにについて質問されて答えている。
「最近の『スパイダーマン』映画……、最近、『スパイダーマン』映画ってありましたっけ?知りませんでした。僕は良質な『スパイダーマン』映画には出ていますよ。(『ノー・ウェイ・ホーム』について)知っているはずないですよ。最初の『スパイダーマン』で、僕はいわゆるカメオで出ています。すごく小さな役でしたが、あれは重要な役なんです。もし、僕の役がなかったら、この10億ドルのフランチャイズは“ヒューマン・スパイダー”と呼ばれていたかもしれません。鼻にかけるのは好きじゃないですが自慢しちゃいます。大成功ですよ。」
『ノー・ウェイ・ホーム』の存在を知らなかったとユーモアたっぷりに主張したキャンベルは、スパイダーマンと名付けたのは自分だともコメント。実際その通りで、『スパイダーマン』(2002)ではプロレスのアナウンサー役で登場し、「ヒューマンスパイダー」を名乗っていたピーター・パーカーに「スパイダーマン」とのリングネームを与えていた。続く『スパイダーマン2』では生真面目な劇場スタッフ、『スパイダーマン3』(2007)では、ピーター・パーカー(演:トビー・マグワイア)のプロポーズを手伝うフランス人のレストラン支配人役でカメオ出演している。
キャンベルは、ライミが監督した『ダークマン』(1990)、出演シーンはカットされたが『クイック&デッド』(1995)、『オズ はじまりの戦い』(2013)にもカメオとして登場しているため、ライミがメガホンを取る『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』への出演が囁かれている。その噂についてキャンベルは、「『ドクター・ストレンジ』続編に出演しているかって?それに対する奇妙(strange)な答えは…リノリウムです」と奇妙(strange)な答えで返していたが、果たして……?
キャンベルがカメオ出演しているかが気になる『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は、2022年5月4日(水・祝日)に日本公開。
Source:Fandom Spotlite