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サム・ライミ『ドクター・ストレンジ』続編、ブルース・キャンベルが出演の噂に言及 ─「奇妙な答えとしてはリノリウム」

ブルース・キャンベル
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14192176477 | Remixed by THE RIVER

サム・ライミ監督、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)による『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』には、かねてからブルース・キャンベルの出演が噂されている。その真相について、俳優本人がついに口を開いた。

そもそもブルース・キャンベルの出演が囁かれている理由は何なのか。その理由のひとつは、キャンベルがサム・ライミ監督作の常連俳優だからだ。『死霊のはらわた』(1981)『死霊のはらわたII』(1987)では主演を務めていたほか、『スパイダーマン』シリーズではすべてにおいてカメオ出演している。さらに出演を裏付ける要素としては、本作の撮影地であるイギリスにいたことを、Twitterにてキャンベルが過去に投稿していたからだ。そこには「ある映画で、ある監督とある俳優と一緒に仕事を共にするのは、とても楽しかったです」と添えられており、作品名までは明かされていなかったものの、ファンはこれを『ドクター・ストレンジ』続編への出演を示唆する内容と考えたのである。

それから4ヶ月以上が経った現在、米イベントにてキャンベルは、噂の真相についてこう語った。「奇妙(strange)な答えしか出せないですよ。答えることはできますが、奇妙(strange)な答えしかできません」「『ドクター・ストレンジ』続編に出演しているかって?それに対する奇妙(strange)な答えは…リノリウムです」。たしかにこれは奇妙な答えだ。リノリウムとは亜麻仁油などを原料に製造される建材だが、本作との関係性は一切見えてこない。やはり出演についてははっきりとは答えてくれなかったが、キャンベルが「奇妙(strange)」という言葉を何回も使用していることは少しばかり気になるところだ。

なおキャンベルは、Entertainment Weeklyのインタビューでも同様に、本作への噂について「かなり良い噂だと思うよ。これだけなら訴えられるようなことはないはず」と言及。「私抜きでは、サム・ライミの映画良くならないという決まりがあるんです。彼が良い映画を作りたければ、私を出演させるでしょう」と冗談も話していた。

「ただ、このような大作映画では、巨大な物語を語る中で、何が残るのか、何が削除されるのかはわかりません。訴えられたくもないから秘密にしているんです。“楽しみにしてください”と言って、“どこにいたんだ、バカ”とも言われたくありませんからね。それでも昔からの友人である監督と仕事を共にするのはいつだって楽しいですよ。」

否定もせず肯定もせずで、訴えられることを恐れているキャンベル。どうやら噂の答えは本編をみて確認するしかなさそうだ。公開が待たれる『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』は、2022年3月25日に米国公開予定。

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Source: Entertainment Weekly , Comicbook.com

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。