クリス・エヴァンスのキャプテン・アメリカ卒業、『デッドプール』ライアン・レイノルズとドウェイン・ジョンソンがメッセージ贈る

2019年公開の映画『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』の再撮影・追加撮影を終了し、ついにキャプテン・アメリカ役を正式に卒業するとみられるクリス・エヴァンスに、二人のスター俳優からメッセージが寄せられている。
『ワイルド・スピード』シリーズをはじめヒット作を連発する“ロック様”ことドウェイン・ジョンソンと、『デッドプール』シリーズでおなじみライアン・レイノルズだ。二人はそれぞれの個性がにじみ出た言葉によって、エヴァンスの8年間を祝福している。
きっかけは、エヴァンスが『アベンジャーズ』第4作の再撮影を終了したことをTwitterにて報告したことだった。
Officially wrapped on Avengers 4. It was an emotional day to say the least. Playing this role over the last 8 years has been an honor. To everyone in front of the camera, behind the camera, and in the audience, thank you for the memories! Eternally grateful.
— Chris Evans (@ChrisEvans) 2018年10月4日
「『アベンジャーズ4』の撮影が正式に終了しました。控え目に言っても、感情のこみ上げる一日でした。これまでの8年間、この役柄を演じてきたことを誇りに思います。カメラの前に立つ皆さん、カメラの後ろ側にいる皆さん、そして観客の皆さん、思い出をありがとうございます。心から感謝しています。」

まずは、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)以来の努力を労ったドウェイン・ジョンソンの熱いメッセージをご紹介しよう。
What a run you had brother. Congrats on breathing life into such an iconic character. Keep on keepin’ on https://t.co/yg38AcXNUi
— Dwayne Johnson (@TheRock) 2018年10月4日
「すばらしい仕事ぶりだった。これほど象徴的なキャラクターに命を吹き込んだことに祝福を。これからも頑張って 」
これまでにもジョンソンは、クリス・ヘムズワースにバースデー・ソングを贈るなど、マーベル・シネマティック・ユニバースの出演者に対してSNSを通じてコミュニケーションを図ってきた。エヴァンスとジョンソンに面識があるのかなど、二人の関係性は不明だが、もしかすると今後共演の機会もあるかもしれない……?
かたや『デッドプール』シリーズのキーパーソンであり、『デッドプール2』(2018)で主演・脚本・製作を兼任したライアン・レイノルズは、いかにも“俺ちゃん”らしいコメントを寄せている。
I’m not crying. I’m weeping. There’s a difference.
— Ryan Reynolds (@VancityReynolds) 2018年10月4日
「泣いてるんじゃない、涙がこぼれてるんだ。別物だよ。」
ちなみに『デッドプール』シリーズの脚本を担当したレット・リースは、以前エヴァンスのキャプテン・アメリカ続投を熱望していた。「クリス・エヴァンスにはずっとキャプテン・アメリカでいてほしい。デッドプールとキャプテン・アメリカが共演するところを見てみたくて」というリースの言葉には、レイノルズも共鳴するところがあったのかもしれない。なにせ『デッドプール2』には、エヴァンスが『ファンタスティック・フォー』(2005, 2007)のヒューマン・トーチ役として登場するという案があったほどなのだ。
エヴァンスがキャプテン・アメリカを演じる最終作になるとみられる、『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は2019年4月26日(金)公開予定。きっと同作の劇場公開後には、世界中のファンや著名人からも卒業を祝し、そして寂しがる声がたくさん寄せられるにちがいない。
Sources: Dwayne Johnson, Ryan Reynolds