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ヘンリー・カヴィル、スーパーマン役は「今でも僕のもの」「やるべきことは多い」 ─ 今後の再演に熱意示す

映画『バットマンvsスーパーマン:ジャスティスの誕生』のスーパーマン
© 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & © DC Comics

『マン・オブ・スティール』(2013)『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)そして『ジャスティス・リーグ』(2017)。DC映画ユニバースのスーパーマン役でスターダムに躍進したヘンリー・カヴィルが、今後の再演に熱意を見せた。

2018年9月、米国メディアで「ヘンリー・カヴィルがスーパーマン役を卒業する」との報道が流れた際、ヘンリー本人は真相について沈黙を貫いていた。バットマン役のベン・アフレックがDC映画を去った今、ヘンリーもスーパーマン役から離れるのではないかと見込みが強まっていたが、ヘンリー自身にそのつもりはなさそうだ。米Men’s Healthでは、一連の噂や報道について「何も知らないまま、おとなしくしているつもりはありません」と語っている。

「(スーパーマンの)マントはクローゼットに入ったまま。今でも僕のものです。[中略]まだ諦めていませんよ。僕がスーパーマンという役柄でやらなければならないことは、今でもたくさんあります。描くべきストーリーは多いし、キャラクターの誠実さに本物の深みをきちんと与えたい。コミックも反映したいんです。僕にとっては、それがとても大切なこと。スーパーマンで果たされるべき正義はたくさんあります。だから状況は“様子見”です。」

ヘンリーの卒業説が報じられたのち、マネージャーのダニー・ガルシア氏は「マントは今も彼のクローゼットにありますよ。ワーナー・ブラザースがDCユニバースを発展させる限り、これまでも、これからも私たちのパートナーであり続けます」とコメント。ワーナーはスーパーマンの単独映画を作る予定がないことを認めつつ、「ヘンリー・カヴィルに対しては、いつも多大な敬意と素晴らしい関係性がございます。それは変わらず続くものです」との声明を発表していた。しかし両者のコメントは、ヘンリー演じるスーパーマンの今後について何かを明言するものではなかったのだ。

その一方、DC映画でアクアマン役を演じ、私生活ではヘンリーの友人であるジェイソン・モモアは、2018年12月に「ヘンリーと話した」として「(卒業は)ありえません。彼はキャラクターを愛しています、抜けたりしません。100%です。絶対にないですよ」と語っていた。当時から、ヘンリーは親しい人物には本意を明かしていたようだ。

ちなみに今回、ヘンリーは過去にスーパーマンを演じた3作品について、『マン・オブ・スティール』には「素晴らしい出発点でした。当時に戻れるとしても変えるところはないと思います」、『バットマン vs スーパーマン』には「きちんとバットマンの映画でしたね。ああいう暗さはバットマン映画にふさわしい」、『ジャスティス・リーグ』には「うまくいかなかった」とのコメントを送っている。

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Source: Men’s Health

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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