『ブラックパンサー』ナキア役ルピタ・ニョンゴ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのガモーラ役だったかも?オーディション秘話が披露
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ブラックパンサー』シリーズでナキア役を演じたルピタ・ニョンゴが、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの主要メンバーであるガモーラ役の候補だったことが分かった。MCUの製作秘話が収められた新書『MCU: The Reign of Marvel Studios』で明かされている。
米Vanity Fairによる同書の紹介記事では、MCU作品のキャスティング・ディレクターを務めてきたサラ・フィンがこれまでの仕事を回顧。あのマーベル俳優があのマーベルキャラクターのオーディションを受けていたというような、「ホワット・イフ…?」さながらのエピソードを披露している。
フィンによると、『ブラックパンサー』シリーズで主人公ティ・チャラを演じた故・チャドウィック・ボーズマンと、ナキアを演じたルピタ・ニョンゴがそれぞれ別のマーベルキャラクターのオーディションを受けていたという。それも、2人が挑んだのはガーディアンズの主要メンバーだった。
チャドウィックが受けたキャラクターは、デイヴ・バウティスタが演じたドラックス。これは2019年にチャドウィック本人によって明かされており、「私自身、役を得られるとは思っていませんでした」と語っていた。一方、ニョンゴが演じたのは、ゾーイ・サルダナが演じたガモーラ。ニョンゴがどこまで進んでいたのかは定かでないが、フィンが2人の名前を挙げたということは、少なくとも印象的なオーディションだったのだろう。
ドラックス役を「得られるとは思っていなかった」と語ったチャドウィックは、「時に受からないと分かっていても、そこにいる(審査側の)人たちが“この役ではない”と思ってくれるかもしれないんです」とも話していた。その言葉通り、後にチャドウィックとニョンゴは『ブラックパンサー』に巡り合い、自身の代表作となった。
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Source: Vanity Fair, The Tonight Show Starring Jimmy Fallon