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中国でマーベル映画禁止が解かれる ─ 『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ようやく上映へ

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
©Marvel Studios 2022

映画業界にとって一大市場である中国で、ディズニーのマーベル映画禁止令がついに解かれるようだ。海外では2022年11月に公開されていたブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーがいよいよ上映される。米Deadlineが伝えている。

『ワカンダ・フォーエバー』は中国で2023年2月7日に公開となる。海外からおよそ3ヶ月遅れての上映となった。あわせてアントマン&ワスプ:クアントマニアも本国アメリカと同日の2月17日公開となることが伝えられている。中国のマーベル・ファンは、待望の新作を2週続けて楽しむことができそうだ。

中国当局の検閲基準ははっきりと伝えられていない。同国で公開されたマーベル映画は2019年の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が最後。 中国が舞台の『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)をはじめ、『ブラック・ウィドウ』(2021)『エターナルズ』(2021)、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)、『ソー:ラブ&サンダー』(2022)は公開されていなかった。つまり、フェーズ4の作品はこれまで一度も中国公開を果たしていなかった。

マーベル・スタジオの公式Weiboアカウントは、待望の劇場公開日が記載された2作のポスターを掲載した。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の現地タイトルは『黑豹2』、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は『蚁人与黄蜂女:量子狂潮』だ。

ここに来て中国による“シャドウバン”が解かれた事情について、Deadlineは「中国共産党第20回全国代表大会、2021年の党設立100周年が終わった今、政府機関内で恐怖感が薄れてきている」ためだと見ている。政治的・文化的緊張感がやや緩和されてきたことが一因のようだ。

これまで厳格な「ゼロコロナ政策」による経済減速にあえいだ中国だが、2022年12月の解除のタイミングで公開された『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は一国で海外興収の約1割を稼ぎだすヒットを記録。ハリウッドにおける中国市場の存在感を改めて示した。今後、興収上にいかなるインパクトを与えるかに注目が集まる。

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Source:Deadline,漫威影业

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューさせていただきました。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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