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クリス・ヘムズワース、『ソー:ラブ&サンダー』後の出演どうなる ─ マーベル社長の見解は

クリス・ヘムズワース「東京コミコン2019」2日目オープニングステージ
©THE RIVER

映画『ソー:ラブ&サンダー』の劇場公開を2022年7月8日(金)に控えた今、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ファンの間での大きな話題といえば「クリス・ヘムズワースはソー役を卒業するか?」だろう。アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスの卒業を皮切りに、現在のMCUではヒーローの世代交代が進みつつある。

クリス演じる雷神ソーの進退はまだわからないが、先日、クリスが「これが僕にとって最後のマーベル映画になるかもしれない」と発言したことは大きな注目を浴びた。もっとも監督のタイカ・ワイティティは否定的な見方を示し、クリス自身も「みなさんに求めてもらえるなら演じ続ける」と述べているのだが……。

この件について、ほかならぬキーパーソンといえばマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長であろう。『ソー:ラブ&サンダー』を経てのクリス&ソーの“今後”について、そのファイギ社長は英Total Filmにて希望を持てるコメントを口にしていた。

「私が知っているのは、コミックにはソーの物語が本当にたくさんあり、その話をたくさんしているということ。クリス・ヘムズワースがメジャーな俳優として成長し、進化し続けるのを見ていると、彼がこの複雑なキャラクターをどのように進化させ続けていくのかが楽しみになりますね。」

『ソー:ラブ&サンダー』での展開がわからないこと、ファイギ社長のコメントにリップサービスが含まれやすいことを踏まえると、現時点でクリスがソー役を続投するとは断言することはできない。しかし、おそらくマーベル側は今後の可能性についてオープンな姿勢を示しているようだ。

ちなみにクリス自身も、これからソー役を刷新していくことには前向きらしい。同じくTotal Filmにて、クリスは「ソーを演じるのが大好き」「僕はどんな創造的展開にもオープン」と述べ、「前作とは違う内容の脚本か、何かを繰り返すことはしていないか」を常に問うていると改めて語った。「見覚えのあるものになりすぎると、僕も“これはちょっと”と言うしかない(笑)。人から“もうやめろ”と言われる前にやめたいと思いますから」

映画『ソー:ラブ&サンダー』は2022年7月8日(金)に劇場公開。

Source: Total Film

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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