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クリス・プラット、DC映画は「大好き」だけど『スーサイド・スクワッド』は「キャラ出しすぎ」

主演映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の公開が迫り、いまやクリス・プラットは、自身のスター性もあいまってまぎれもなく“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新たな顔”となった。ところがMCUの新たな顔には、しばしばMCUを代表するかのような発言を求められることもあり、中にはどう考えても答えづらい質問も含まれているものである……。

もちろんクリス・プラットも、そんな質問の一つをしばしば尋ねられる人物の一人だ。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のプロモーション中、プラットはオンライン・メディア「io9」の取材で、DCエクステンデッド・ユニバース作品の印象を尋ねられているのである。

プラットといえば、サービス精神にあふれたユーモラスな振る舞いに対して、相当の知性を感じさせるコメントと、それでいて誠実な姿勢が印象的な人物だ。今回も彼は、とても正直にDC映画への感想を語っている。

「ワーナー・ブラザースの映画は本当に大好きだよ。すごくクールだと思ってるし、僕は彼らが作る映画の厳しい批評家じゃないんだ。ただ『スーサイド・スクワッド』で、初めてのキャラクターをたくさん出しすぎたことは欠点の一つだったかもしれないね。僕たち(観客)がなぜ登場人物を大切に思わなきゃいけないのか、ってことを語るのに10分かけたわけだろ。それぞれの人物で3部作をつくって、キャラクターを気にかけるよう訴えるんじゃなくてさ」

もっともプラットが“キャラクターの人数”“費やした時間”に関心をもったのは、自身がMCUの世界観づくりを間近で見てきたからだろう。したがって彼のコメントは、どこまで意図したものかにかかわらず、くしくも“非常にMCUらしい”価値観を感じさせるものになっている。

その一方でプラットは、マーベル・スタジオによる映画づくりを「広葉樹のよう」だと評している。

「彼ら(マーベル)はとてもゆっくり、そしてスゴく強く育てるんだ。『アベンジャーズ』を最初には作らなかったんだよ。『アイアンマン』をやって、成功するかどうかをテストしたのさ。それから続き(『アイアンマン2』『アイアンマン3』)をやって、そして『キャプテン・アメリカ』、その次には『マイティ・ソー』だ。そうやってキャラクターへの(観客の)熱望を生んで、『アベンジャーズ』をやったんだよ」

もちろんプラットは、こう述べることで“マーベル vs DC”の構図を煽ろうとしているわけではなさそうだ。むしろ彼は、マーベルのやり方がうまくいったことをやや不思議がっているような節すらある。

「(マーベルのやり方は)マジで、めちゃくちゃキツいよ。それに誰もがわかってるように、あれは奇跡の類さ。そうだろ? 奇跡がケヴィン(・ファイギ/マーベル・スタジオ社長)に、映画監督たちに、最後にはスター・ロードを演じる僕にまで舞い降りたんだよ」

まもなく同ユニバースは、史上最大のヒーロー映画とすら呼べそうな『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(原題:Avengers: Infinity War)』に到達するが、同作もまた“キャラ出しすぎ”と揶揄される危険性を十分にはらんだ作品には違いない。もしもMCUがプラットの言うように“奇跡”なのだとしたら、この奇跡はいつまで続くことだろう?

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は2017年5月12日公開予定。奇跡、なるべく長く続いてほしいところだ。

Source: http://io9.gizmodo.com/guardians-of-the-galaxys-chris-pratt-has-one-wish-about-1794595539

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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