リチャード・マッデン「東京に行きたい」 ─ スタンリー・トゥッチと仲良し「シタデル」単独動画インタビュー

──本作から、「シタデル」という新しいフランチャイズが開始されます。今後の展開について、何か聞いていることはありますか?
リチャード:いくつか聞いていますよ。イタリア版は撮影が完了していて、インド版も撮影の折り返し地点。僕とスタンリーもイタリア版に出させてくれって頼み込んでるんですけど。
スタンリー:イタリアに行きたいから。
リチャード:またローマに行きたい。で、あなたが東京にいるのは最高です。実はシーズン2で、ジョー・ルッソには東京に連れってほしいと熱望しているんですよ。もし彼と話す機会があったら、東京編をやってくれと推してください。とにかく日本に行きたんです!
──お二人とも長年のキャリアがあり、マーベル映画にも出演されていますね。本作は完全なオリジナルですが、今後の長期シリーズ化にも耐え得るようなキャラクターをゼロから作り上げることは大変でしたか?
スタンリー:「シタデル」は、全体のコンセプトがとても興味深い。世界の様々な国々、言語で展開するなんて、僕が知る限り前代未聞なので、すごく魅力的だと思います。味わい深いキャラクターもいるし、こういう新しいものに参加できるなんて本当にワクワクします。それから、最新の技術があって、シナリオやCGを使ったアクションシーンがびっくりするほど素晴らしい。TVドラマが、どんどん映画的になっているということだと思います。

リチャード:全く新しいIPを作るだなんて、最初は驚きました。何にも基づかない、参考にする元ネタもないということですから。でも、ショーランナーにデイヴィッドが入り、ジョー・ルッソが製作総指揮に入ったことで、不安から解放されました。おかげで自由にキャラクターを作れるようになった。見たことのないような、ヴィランでもヒーローでもないような新しいキャラクターを作り出すため、デイヴィッドは僕たちの強みも弱みも押し出してくれました。人物像を描きこんで、リアルなスパイキャラクターに仕上げています。コミックに基づくキャラクターではありません。ただの善良な人ではなく、1人の複雑な人間なのです 。

全6話となる「シタデル」は2023年4月28日よりPrime Videoにて独占配信。初回は第1話・第2話の同時配信となり、以降は5月26日まで毎週金曜日に新エピソードが追加される。
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