『クレオパトラ』パティ・ジェンキンスが監督降板、プロデューサーとして残留へ ─「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」監督が就任

『ワンダーウーマン』シリーズのガル・ガドットが主演・製作を務める歴史映画、『クレオパトラ(原題:Cleopatra)』より、かねてからメガホンをとるはずだったパティ・ジェンキンスが監督から降板したことがわかった。あわせて、新監督が発表されている。
エジプトの最後の女王、クレオパトラの物語を描く本作。米Deadlineによると、パティ・ジェンキンスはプロデューサーとして本企画に残留する。このたびの報道では監督降板の理由については明記されていない。
パティ・ジェンキンスは本企画のほか現在、『ワンダーウーマン』第3作および、『スター・ウォーズ:ローグ・スコードロン(原題:Star Wars: Rogue Squadron)』にも参加中。『ローグ・スコードロン』は製作に遅延が発生していると伝えられているが、これはジェンキンスが脚本の内容について、ルーカスフィルムの幹部らと意見が合わなかったからだという。“創造上の相違”というわけだが、それを解決するべく、『クレオパトラ』の第一線から離れる決断に至ったのかもしれない。
新監督に起用されたのは、カリ・スコグランド。「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)をはじめ、「ウォーキング・デッド」(2010-)「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」(2017)などドラマ作品で知られる映像作家だ。
パラマウント・ピクチャーズによる本企画の脚本・製作総指揮は、『アリータ: バトル・エンジェル』(2018)『シャッター アイランド』(2010)のレータ・カログリディスが担当。プロデューサーにはガドットとジェンキンスのほか、『ダークナイト』(2008)などのチャールズ・ローヴェンらが名を連ねている。
『クレオパトラ(原題:Cleopatra)』の製作時期は不明。
Source:Deadline