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「コブラ会」スピンオフの可能性をソニー幹部が示唆 ─ 「アイデアがいくつかある」

コブラ会
「コブラ会」より Jace Downs/YouTube Originals/Sony Pictures Television

『ベスト・キッド』(1984)の続編ドラマシリーズ「コブラ会」(2018-)が、次のシーズン6をもってファイナルを迎える。完結後のスピンオフの可能性やユニバースの展開について、米ソニー・ピクチャーズ・テレビジョン・スタジオ社長のキャサリン・ポープ氏が米Deadlineに語っている。

「コブラ会」は、『ベスト・キッド』の主人公ダニエル・ラルーソーと、宿敵ジョニー・ロレンスの30年後を描く物語。自動車ディーラーとして働きながらも人生に思い悩むダニエルと、かつての栄光を取り戻すため「コブラ会」を再建するジョニーが、時を超えて再び火花を散らしながら、新しい関係を築いてきた。

以前から製作陣は「コブラ会」のスピンオフ企画を構想していることを明かしており、2022年11月には、ダニエル役のラルフ・マッチオも「別のアイデアやスピンオフのアイデアがあるし、『コブラ会』シリーズの範囲を広げることもできる」と語っていた。その一方で、「コブラ会」と関連性のない『ベスト・キッド』の新作映画の企画はすでに進んでいる。

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Deadlineのインタビューでは、ポープ氏に対して「このように映画とテレビシリーズにまたがって、ユニバースを拡大していくのか?それとも、『コブラ会』関連のテレビシリーズは増えるのか?」との質問が。これに対して、ポープ氏は「ベスト・キッド」のIP(知的財産)を活用したアイデアが存在することを明かし、改めてユニバースを拡大していく意向を示した。

『コブラ会』の世界を拡大し、『ベスト・キッド』のレガシーを様々な方法で活用するアイデアがいくつかあります。映画も良い例ですし、これら全てがそうです。我々はこれらの世界が共存できること、まとまりを生むこと、付加価値を与えられることを学んだと思います。特にファンにとっては、様々なレベルに存在する大きな世界のように感じられるでしょう。必ずしも、すべてが同じ平面に存在するわけではないのです。今や視聴者はとても精通し、複数のレベルのIPを受け入れています。なので、『コブラ会』の世界が存続するのは間違いないでしょう。」

実際にどのようなアイデアが出ているかは未知数だが、以前ディミトリ役のジャンニ・ディセンゾは、大学生進学後のディミトリ&ホーク(ジェイコブ・バートランド)のスピンオフが観たいと明かしていた。本作は他にもミゲル(ショロ・マリデュエニャ)やサマンサ(メアリー・マウサー)、ロビー(タナー・ブキャナン)など個性豊かなキャラクターが多いだけに、誰に焦点を当てたスピンオフであっても期待できそうだ。

Source:Deadline,TV Insider

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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