アンジェリーナ・ジョリー、「ピーター・パン」と「不思議の国のアリス」の前日譚映画へ ─ ピーターとアリスが兄妹だった?

『トゥームレイダー』(2001)『チェンジリング』(2008)などで知られるアンジェリーナ・ジョリーと、『アウトロー』(2012)『クローバーフィールド・パラドックス』(2018)のデヴィッド・オイェロウォが、新作ファンタジー映画『Come Away(原題)』に出演交渉中であることが分かった。同作は児童文学「ピーター・パン」のピーターと「不思議の国のアリス」のアリスが兄妹だったという設定で、ジョリーとオイェロウォは二人の両親役で交渉に入っているという。
『Come Away』で描かれるのは、「ピーター・パン」と「不思議の国のアリス」の前日譚だ。ピーターとアリスの兄がある日不慮の事故で亡くなってしまい、両親は絶望する。ピーターとアリスは両親を救うため、「家」か「空想」のどちらかを選ぶことを余儀なくされる。ピーターはネバーランドに、アリスは不思議の国へと旅立つ準備が整う……というストーリーになるようだ。
今作でメガホンを取るのは『プリンス・オブ・エジプト』(1998)『メリダとおそろしの森』(2012)で知られるブレンダ・チャップマン。実写映画の監督は初となる。脚本は気鋭のクリエイター、メリッサ・ケイト・グッドヒルが執筆する。なおピーターとアリスのキャスティングは明らかになっていない。
「ピーター・パン」「不思議の国のアリス」をモチーフにした作品には、ディズニーによるアニメーション映画の他、近年では『PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜』(2015)『アリス・イン・ワンダーランド』(2010)などがある。過去何度も映像化されてきた人気キャラクターが、実は兄妹だったという斬新な共演に期待しよう。
なお現在アンジェリーナ・ジョリーはディズニー実写作品『マレフィセント2(邦題未定、原題:Maleficent 2)』の撮影中。『Come Away』と特に関連はないようだが、こちらも楽しみだ。
Source: Deadline
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