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『ブラックパンサー』監督「僕たちがいなくなっても、ワカンダの映画作り続けて」

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
Winston Duke as M'Baku in Marvel Studios' BLACK PANTHER: WAKANDA FOREVER. Photo by Eli Adé. © 2022 MARVEL.

主演チャドウィック・ボーズマンの死を経て、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』はワカンダの物語を力強く前に進めた。秘密の大国ワカンダは、本作で新たな風習や美が描かれ、語るべきことはまだまだ尽きそうにない。

今後にはワカンダを舞台とするドラマをはじめ、複数のスピンオフが企画中だ。映画2作で監督を務めたライアン・クーグラーも参加する予定とあり、映画と地続きのトーンが期待されている。

チャドウィックの生前は『ブラックパンサー3』も企画されていたが、現在『ワカンダ・フォーエバー』に続く続編映画の存在はまだ正式に伝えられおらず、「アイデアはある」とのみされている状態。もっとも、クーグラー監督はワカンダを題材にした映画が長く続くことを望んでいるようだ。米New York Timesで語っている。

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「この作品に参加できたこと、役者たちやみんなに出会えたこと、そしてチャドウィックの晩年に出会えたことに、毎日感謝しています。みんなから求めてもらえる限り、僕はやり続けます。

でも、僕やジョー(・ロバート・コール、共同脚本)だけでは収まりきらない規模になりました。1作目と2作目で、僕たちは20億ドルの興行収入をあげました。企業にとっては、そこが一番大事なところです。だから、続いていくと思いますよ。僕たちがいなくなった後も、ワカンダの映画が末長く作られ続けることを願います。

『ワカンダ・フォーエバー』の結末でワカンダは新たな体制となり、その後の展開に期待を持たせるものとなった。個性的なキャラクターも多く、まだ明かされていない秘密もたくさんありそうだ。クーグラー監督は『ブラックパンサー』2作でブラックカルチャーとスーパーヒーロー映画の性質を英雄的に結合した立役者だが、その手を離れてもワカンダの物語が続くとなれば、まさにワカンダ・フォーエバーだ。

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Source:New York Times

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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