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『ブラックパンサー』スピンオフドラマ、複数の企画が進行中 ─ 舞台はワカンダ、新たなキャラクターも登場へ

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
© 2022 MARVEL.

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ブラックパンサー』シリーズのスピンオフドラマが、ディズニープラス(Disney+)にて複数企画されていることがわかった。米Varietyが報じている。

『ブラックパンサー』のスピンオフとしては、2021年2月に「ワカンダを主な舞台とするドラマ作品」の企画が報じられていた。映画シリーズを手がけるライアン・クーグラーが製作・監督を務めること、オコエ役のダナイ・グリラが続投することがこれまでに伝えられているが、現時点でその後の続報はない。

もっともマーベル・スタジオは、同作以外にもワカンダを舞台とするスピンオフドラマを企画しているようだ。続編『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のプロデューサーを務めるネイト・ムーア氏は、複数のスピンオフ企画の存在を認め、「本作の世界は巨大で、素晴らしいキャラクターもたくさんいるわけです。本作以降もワカンダに戻る機会はあります」と述べた。

一連のスピンオフドラマでは、クーグラー監督の製作会社Promximity Mediaが製作を担当。ムーア氏は各企画の詳細を明かしていないが、『ブラックパンサー』シリーズのキャラクターが登場する作品と、まったく新しいキャラクターによる作品のアイデアが両方存在するという。ちなみに、現在企画されている作品の数については「アイデアが尽きることはありません。そういう言い方にさせてください」と答えを濁した。

なお、今後のディズニープラスでは、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の「直接的続編」になるという「アイアンハート」が2023年秋に配信予定。同作は『ブラックパンサー』のスピンオフという位置づけではないものの、クーグラー監督が製作総指揮を務めている。もしや、同作でワカンダが再び登場する可能性もある?

映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は2022年11月11日(金)に全国公開

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。