『ドライヴ』ニコラス・ウィンディング・レフン監督最新作の米特報映像、自然界と超自然界を旅するノワール ─「Copenhagen Cowboy」2022年内配信へ

『ドライヴ』(2011)『ネオン・デーモン』(2016)などのニコラス・ウィンディング・レフン監督最新作、Netflixシリーズ「コペンハーゲン・カウボーイ(原題:Copenhagen Cowboy)」より特報映像が米国公開された。
ニコラス・ウィンディング・レフンにとって本作は、「トゥー・オールド・トゥー・ダイ・ヤング」(2019)ぶりとなるドラマ作品にして監督最新作であり、全6話構成のノワール。謎に包まれたヒロインのミウが、ある日、コペンハーゲンという犯罪の巣窟に足を踏み入れる。そこでラケルという宿敵と出会い、自然界と超自然界を旅することになるのだった……。
公開された特報映像では、エキセントリックな音楽に乗せた幻想的な映像が断片的に次々と映し出されていく。その映像から物語展開を予測することは難しいが、ネオンきらめく映像を通して、犯罪が蔓延る世界を渡り歩くミウをはじめ、裏社会で繰り広げられる激しい抗争をとらえた場面などからは、レフン監督ならではの異色な雰囲気が垣間見られる。
おとぎ話のようなファンタジー・ノワールになっていそうだが、どうやら監督にとって個人的な想いが込められた作品でもあるようだ。Netflixのインタビューにてレフン監督は、「過去に立ち返り未来を形作るために本作を制作した」と説明している。ミウは監督の分身として過去と未来の物語を紡いでいくことになるのかもしれない。
なお本作は、ヴェネツィア国際映画祭(2022年8月31日〜9月10日開催)にてお披露目となる。Netflixでの配信日は未決定だが、2022年中と米国では伝えられている。日本では近日独占配信となる予定だ。
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