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ドラマ版「カウボーイビバップ」数ヶ月以内に撮影再開へ ─ ニュージーランド政府が特別許可、「ロード・オブ・ザ・リング」も

カウボーイビバップ
© Destination Films 写真:ゼータ イメージ

Netflixが製作を手掛けるハリウッドドラマ版「カウボーイビバップ」の撮影再開の許可が下りたことがわかった。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

本作は2019年10月時点で撮影開始されていたが、主人公スパイク役を演じるジョン・チョーが負傷したことから一時中断。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環としてニュージーランドが他国からの渡航を禁止したことを受けて、再開の見通しが立たない状況が続いていた。そんな中、今回ニュージーランド企業・技術革新・雇用省(MBIE)は、ドラマ版「カウボーイビバップ」をはじめとする複数の国際的な作品のキャスト・スタッフに対して、特別入国許可を与えることを発表したのだ。具体的な撮影時期は不明だが、数ヶ月以内に再開される見込みだという。

本作の他に撮影許可が出されたのは、同じく撮影中断していたドラマ版「ロード・オブ・ザ・リング」、ピーター・ファレリー監督最新作『Greatest Beer Run Ever(原題)』など。特別入国許可によって、国内外からのキャスト及びスタッフの合計206名とその家族35名が、今後6ヶ月間に渡りニュージーランドに入国できることになった。ちなみに、「ロード・オブ・ザ・リング」は9月頃に撮影再開する見込みと伝えられており、6月中旬から一足先に撮影再開した『アバター』続編シリーズからは、追加で10名のスタッフがニュージーランドに入国されるとのこと。

この度、ニュージーランドが特別入国許可を執行した理由について、MBIEは3,000人の国内雇用者の増加および、4億ドルの経済効果が得られるためだと伝えている。加えて、「我々が設けたCOVID-19感染対策の成功は、ニュージーランドが映像作品を安全に製作できる数少ない国の一つとなった」と声明を発表。「国内外の製作会社から寄せられた問い合わせや関心から、ニュージーランドが世界の映画界から安全な国として認知されていることが伺えます」。

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Source: Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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