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ダニエル・クレイグ、『マイティ・ソー』の主演候補だった ─ 2000年代初頭の米ソニー版、断った理由は?

ダニエル・クレイグ Daniel Craig
Photo by www.GlynLowe.com from Hamburg, Germany https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Daniel_Craig_-_Film_Premiere_%22Spectre%22_007_-_on_the_Red_Carpet_in_Berlin_(22387409720).jpg

『007』『ナイブズ・アウト』シリーズのダニエル・クレイグが、マーベルヒーローを演じていたかもしれない?このたび、2000年代初頭に存在していた『マイティ・ソー』映画化企画の主演候補に挙がっていたことが判明した。

2004年、マーベル・スタジオの創設者であるアヴィ・アラッドは『マイティ・ソー』の映画化を米ソニー・ピクチャーズと進めていた。MCUの製作秘話が収められた新書『MCU: The Reign of Marvel Studios』の内容を紹介した米Vanity Fairの記事では、同企画の主演に検討されていた役者としてダニエル・クレイグが紹介されている。

クレイグは「筆頭候補だった」というが、スタジオからのアプローチを即座に辞退したという。当時、すでに6代目ジェームズ・ボンドへの起用が決定していたとのことで、シリーズへの長期的なコミットが決まっていたそうだ。結果的にクレイグは、2006年から2021年まで15年間ボンド役を全うした。

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その後、『マイティ・ソー』はマーベル・シネマティック・ユニバース作品として2011年に公開された。主演には当時のハリウッドでは無名だったオーストラリア出身のクリス・ヘムズワースが抜擢され、現在までに単独映画4作が製作されている。ヘムズワースのほか、ソー役には弟のリアム・ヘムズワースやジョエル・キナマン、アレクサンダー・スカルスガルド、MCUでロキ役を演じているトム・ヒドルストンが候補として挙がっていた。

ちなみに『マイティ・ソー』といえば、トビー・マグワイア版『スパイダーマン』シリーズで監督を務めたサム・ライミも映画化を熱望していたひとり。1990年に手がけたヒーロー映画『ダークマン』を気に入ったスタン・リーから「一緒に何かやろう」と声をかけられたので、ライミは『マイティ・ソー』映画化を提案したという。脚本を執筆し、当時のFOX社にピッチしたところ、「コミックブックからは良い映画が作れない」と断られてしまったそうだ。

Source:Vanity Fair,THR

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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