『サイバーパンク2077』実写化プロジェクトが始動 ─ ゲームと同じ世界観、完全新作ストーリーに

大人気ゲーム『サイバーパンク2077』の実写化プロジェクトが始動した。開発元のCD Projekt REDが正式発表した。
2020年にPS4・Xbox One・PCで発売された『サイバーパンク2077』は、2077年の荒廃した近未来都市ナイトシティを舞台とするオープンワールド・アクションRPG。緻密なビジュアルで描かれる壮大なオープンワールドが魅力で、2022年にはPS5・Xbox series X/Sにも対応、累計売上本数2,500万本以上の大ヒット作となった。2023年9月には拡張パック「仮初めの自由」も発売され、こちらもすでに累計300万本を売り上げている。
発表によると、実写版『サイバーパンク2077』はゲームの世界観に基づく完全新作ストーリー。長編映画かテレビシリーズかは公式に明かされていないが、米The Hollywood Reporterは「ドラマシリーズ」だと報じた。企画は初期段階にあり、現在は脚本家を検討中。今後、実写版の開発にはゲームの製作チームも密接に参加するという。
『サイバーパンク2077』といえば、ジョニー・シルヴァーハンド役で『マトリックス』『ジョン・ウィック』シリーズのキアヌ・リーブスが、また「仮初めの自由」にはソロモン・リード役で『マイティ・ソー』シリーズなどのイドリス・エルバが出演している。実写版はオリジナルストーリーになるようだが、2人の続投にも期待が高まる。
本作のため、CD Projekt REDは、映画『レヴェナント: 蘇えりし者』(2015)やドラマ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」(2015-2020)「TRUE DETECTIVE」(2014-)などを手がけるAnonymous Contentと提携。実写版のプロデューサーには、同社のギャレット・ケンブル氏、ライアン・シュワルツ氏、デヴィッド・レヴァイン氏、バード・ドロス氏が名を連ねた。
なお『サイバーパンク2077』のメディアミックス作品には、Netflixのアニメシリーズ「サイバーパンク: エッジランナーズ」(2022)があり、高い評価を得ている。
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Source: CD Projekt RED, The Hollywood Reporter