映画『スパイダーマン』とドラマ「デアデビル」、世界観を共有 ─ 「全て繋がっている」とプロデューサー

マーベル・ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2は、映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』と世界観を共有した物語になっているようだ。プロデューサーのブラッド・ウィンダーバウムが米Entertainment Weeklyにて語っている。
「デアデビル」も『スパイダーマン』も、共にニューヨークを舞台とした物語。2025年に配信されたドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1では、宿敵キングピン/ウィルソン・フィスクがニューヨーク市長に君臨する流れが描かれ、ニューヨークに根ざした世界観を展開した。
「『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』のチームとは頻繁に連絡を取り合って、世界観の一貫性を保つようにしています」とウィンダーバウムは舞台裏でのコミュニケーションを語っている。「ネタバレはできませんが、確かに同じ世界に存在していて、それは重要な要素です。同じユニバースを共有していますが、例えばデアデビルやパニッシャーのコミックは、スパイダーマンのコミックとは異なるトーンやニューヨーク像を描いていますよね。それでも同じユニバースに属している。それと似たようなものです」。
「ボーン・アゲイン」でキングピンが市長となったことは、スパイダーマンの物語にも少なからず影響を与えるはずだ。ウィンダーバウムは「全て繋がっていて、影響も感じられますが、それでも異なるストーリーを語ることはできる」と話しているから、『ブランド・ニュー・デイ』劇中では「ボーン・アゲイン」の出来事に関する言及があるのかもしれない。
キーマンとなりそうなのはパニッシャー/フランク・キャッスル。「デアデビル」シリーズから派生して単独ドラマも制作され、「ボーン・アゲイン」でも強烈な存在感を示したこの人気アンチヒーローは『ブランド・ニュー・デイ』にも参戦を果たす。およそスパイダーマンの持つ正義とは相容れないキャラクターであるが、果たしてどのように橋渡しを行なってくれるのだろう。
「ボーン・アゲイン」は2025年2月から7月にかけて主要撮影を行い、『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は8月から撮影中。「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2は2026年3月にディズニープラス配信予定(シーズン1独占配信中)で、『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は2026年7月31日にUS公開だ。
▼ 「デアデビル:ボーン・アゲイン」の記事
「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2、シーズン1の反省活かす ─ 「S1は、寄せ集めとまでは言わないがパズルのようだった」と製作者 「二人の対峙だけに焦点」 【ネタバレ】「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2、あの退場キャラに「悪いお知らせ」 ─ 別コメントと矛盾も? 「心苦しいのですが」 「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン3製作決定 ─ 2026年より撮影開始 早くも! 『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』キングピン登場の噂、ヴィンセント・ドノフリオが直接回答 いろんな噂が絶えません 「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2終了説、キングピン役が否定「シーズン3の可能性は非常に高い」 シーズン2は3月配信予定
Source:Entertainment Weekly