「デアデビル:ボーン・アゲイン」暴力描写はディズニー異例の激しさ、ストーリーも深化 ─ 「さらなる闇へ突き進む」

マーベル・スタジオで蘇る「デアデビル:ボーン・アゲイン」より、新たな劇中カットが英Empireにて公開された。これまでよりも激しいアクションを描くというコメントも語られている。
かつてNetflixで配信されていたシリーズをマーベル・スタジオが新たに受け継ぐ「デアデビル:ボーン・アゲイン」について、これまでも出演者らは旧シリーズ同様のバイオレンス描写が見られると予告していた。Netflix版は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を手がけるマーベル・スタジオではなく、別組織の旧マーベル・テレビジョンとABCスタジオ製作。配信限定ともあって、残酷な暴力描写がウリだった。
その魂がディズニープラス配信ドラマになっても尊重される。「バイオレンスのレベルは、マーベル/ディズニーのドラマとしてはかなり高いです。ここまでのレベルのものは、他にないと思いますよ。とんでもない瞬間があって、Netflix版すらも凌駕しています」と、ショウランナーのダリオ・スカルダパンは話している。スカルダパンは「デアデビル」から派生した「パニッシャー」も手がけており、ハードな描写には矜持がある。
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ドラマの暴力的な瞬間としてよく語られるのが、キングピン/ウィルソン・フィスクが敵対人物の頭部を車のドアに挟み、生きたまま何度も頭部を叩き潰すシーンだ。これを演じたヴィンセント・ドノフリオも宣言する。「あのシリーズが続いていれば、きっとこういう世界があっただろうと思われるかもしれません。だがしかし、我々はさらなる闇へ、さらなるアクションへ、さらなる卑劣さへと突っ込んでいきます」。
さらに物語も次なるレベルへと進む。「これまでのシーズンの終わりは、殴り合って、キングピンが投獄されて、また戻ってくるというものでした」とスカルダパンが振り返ると、「今回はそうしたくなかった」と新たな展開を示唆。「二人の関係性にはより緊張感があります。第1話に、その全てを物語る2人のシーンがあります。それから8話かけて、そこに石を投げつけるんです」。
「ボーン・アゲイン」では、キングピンがニューヨーク市長になると見られ、街にかつてない緊張感が漂うことになる。マット・マードックはこの未曾有の事態にどう立ち向かうのか。これまでにないほど激しいアクションが登場するということは、ニューヨークにかつてない邪悪な脅威が迫るということを同時に物語っている。
「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2025年3月5日、ディズニープラス独占配信。
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Source:Empire