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「デアデビル:ボーン・アゲイン」Netflix版から初のキャスト変更が判明 ─ 第1話監督が決定、まもなく撮影開始

デアデビル:ボーン・アゲイン
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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新ドラマシリーズ「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)」にて、Netflix版「Marvel デアデビル」(2015-2018)から出演者が変更されるケースが初めて判明した。

The Hollywood Reporterによると、以前から出演が報じられていた「ハウス・オブ・カード 野望の階段」「ベター・コール・ソウル」のサンドリーヌ・ホルトが演じるのは、キングピン/ウィルソン・フィスクの妻ヴァネッサ・フィスク。Netflix版ではヴァネッサ・マリアンヌの名前で、フィスクの恋人として登場しており、『天使と悪魔』(2009)『マン・オブ・スティール』(2013)のアイェレット・ゾラーが演じていた。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」には、デアデビル/マット・マードック役のチャーリー・コックス、キングピン/ウィルソン・フィスク役のヴィンセント・ドノフリオ、パニッシャー/フランク・キャッスル役のジョン・バーンサルがNetflix版から続投する。しかし、フランク・“フォギー”・ネルソン役のエルデン・ヘンソン、カレン・ペイジ役のデボラ・アン・ウォールの続投はない見込みと報じられていた。

これまで、フォギーやカレンといったNetflix版のキャラクターがリキャストされるのか、あるいは一切登場しないまま物語が進行するのかは不明のままだった。しかしヴァネッサ役の交代によって、マーベル・スタジオがリキャストを現実的な手段として採用していることが判明。主要なヒーロー役はそのまま残すものの、その他のキャスティングは大幅に変更される可能性が出てきた。

なお今回の報道では、全18話の皮切りとなる第1話の監督を『アメリカン・アサシン』(2017)のマイケル・クエスタが務めることも判明している。「デクスター 警察官は殺人鬼」「HOMELAND」など多数のドラマシリーズでシーズン1の第1話を監督してきた人物で、本作でも第1話のみ担当する予定。その他の監督陣は現在調整中ということだ。撮影は2023年3月にニューヨークにてスタートする。

脚本・製作総指揮は「コバート・アフェア」(2010‐2014)のマット・コーマン&クリス・オード。その他の出演者には、デアデビルの恋人を演じるとみられる「DEUCE/ポルノストリート in NY(2017‐2019)のマルガリータ・レヴィエヴァ、『ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち』(2021)のマイケル・ガンドルフィーニ、『魂のゆくえ』(2017)のマイケル・ガストンらが名を連ねている。

「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)」は2024年にディズニープラスにて配信予定。

Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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