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『X-MEN: ダーク・フェニックス』宇宙人登場、激しくもリアルなストーリーに ― 「コミックに忠実にする」

X-MEN:ファースト・ジェネレーション
(C)2014 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

2019年公開、映画『X-MEN』シリーズの最新作『X-MEN: ダーク・フェニックス(邦題未定、原題:X-Men: Dark Phoenix)』について、脚本・監督のサイモン・キンバーグが新たなコメントを発した。
これまで『X-MEN』シリーズの脚本・製作をたびたび担当してきたサイモンにとって、『ダーク・フェニックス』は監督としてのデビュー作となる。「X-MEN」を知り尽くした人物といわれる彼は、ある志をもって製作に臨んでいたようだ。『デッドプール2』のレッドカーペットにて、米Entertainment Tonightが直撃している。

コミックに忠実な、リアルで激しい映画化を

『X-MEN: ダーク・フェニックス』の舞台は、前作『X-MEN: アポカリプス』(2016)から約10年後にあたる1992年。コミックの有名なストーリー「ダーク・フェニックス・サーガ」を原案に、キーパーソンとなるジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)が、自身の能力によって恐るべき人格を生み出してしまうという物語だ。かつて『X-MEN: ファイナル・ディシジョン』(2006)で扱われたストーリーだが、サイモン監督は本作について「さらにコミックに忠実になっている」と言い切る。

「これまで『X-MEN』シリーズでは扱わなかった、宇宙人のキャラクターが出てくる映画です。コミックのダーク・フェニックス・サーガで大きな部分を担っているキャラクターですね。(過去作品より)ダークだと言っていいのかわかりませんがさらに激しく、リアルで、現実的で、きっと共感してもらえると思います。これまでに比べると、少し劇的ではなくなりますけどね。」

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コミック「ダーク・フェニックス・サーガ」には、シーアー帝国、クリー人、スクラル人といった地球外の要素がいくつも登場する。クリー人やスクラル人はマーベル・シネマティック・ユニバース作品の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)や『キャプテン・マーベル』に登場するため、本作に登場するものとして有力なのはシーアー帝国だろうか。ヴィランを演じるジェシカ・チャステインの役どころは未だ不明だが、もしや何らかの関係が……?

これまで『X-MEN: ダーク・フェニックス』については、プロフェッサーX役のジェームズ・マカヴォイが「これまでで一番エモーショナルで、一番哀しい」、ミスティーク役のジェニファー・ローレンスが「エモーショナルな意味で、すべてのキャラクターが最も激しく打ちのめされる」話してきた。サイモン監督によるアプローチは、『X-MEN』シリーズに新たな可能性を切り開くことになるかもしれない。

映画『X-MEN: ダーク・フェニックス(邦題未定、原題:X-Men: Dark Phoenix)』は2019年2月14日に米国公開予定

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20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

(C)2014 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

 

Source: ET

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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