「ウォーキング・デッド」ダリルがたった1人で彷徨い歩く新作映像が公開

「ウォーキング・デッド」(2010-2022)のダリルを主人公とした新スピンオフ、「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン(仮題)」の本編プレビュー映像が到着した。
本作はフランス・パリを舞台に、クロスボウの名手ダリル(ノーマン・リーダス)が任務につくシリーズ。ダリルはフランスにたどり着いた経緯を覚えておらず、その理由を考えながら故郷に帰る道を模索する。物語は別のスピンオフ「ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド」(2020-2021)のポスト・クレジットシーンにつながり、賢い変異体ゾンビが登場するといわれている。
前回のティザー映像ではダリルが海に浮かぶ姿が公開されたが、新映像にはフランスに漂着した後の様子が2分にわたり収められている。冒頭では、ダリルがボイスレコーダーらしきものにこう語りかける。
「俺の名前はダリル・ディクソン。アメリカのコモンウェルスという所から来た。あるものを探しに来たが、見つけたのはトラブルだけだった。もし俺が帰れなくても、努力したことだけは彼らに伝えたい。今もまだその最中だ。」
そして武器を片手に線路を下り、山を越え、橋を渡り、また山を越え……と長い旅路をひとりで進むダリル。最後に路地を抜けると、廃墟のような建物にたどり着く。その内部は、「ワールド・ビヨンド」のポスト・クレジットに登場した研究所と似ているようだが、同じ場所なのだろうか。ダリルはそこで何を見つけるのだろうか。
キャストはリーダスのほか、『TENET テネット』(2020)のクレマンス・ポエジー、『ガンパウダー・ミルクシェイク』(2021)のアダム・ナガイティス、「リエゾン」(2023-)のエリック・エブアニーらが出演。ショーランナーは「ER 緊急救命室」(1994-2009)のデヴィッド・ザベルが務め、製作総指揮はリーダス、ザベル、ギンプル、そして「ウォーキング・デッド」ユニバースのCCOグレッグ・ニコテロ、本家でショーランナーを務めたアンジェラ・カンらが担当する。
「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン(原題)」は2023年秋、米放送。
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