『ブラック・ウィドウ』デヴィッド・ハーバー、レッド・ガーディアンは「ナルシストなので僕にピッタリ」キャラ愛語る

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『ブラック・ウィドウ』でアレクセイ/レッド・ガーディアンを演じるデヴィッド・ハーバーは自身の役に対して、自ら「最高」と絶賛するほどのキャラクター愛を持っているようだ。米Entertainment Weeklyのインタビューにて語った。
「ひいき目だと思いますが、(レッド・ガーディアンは)全MCUの中で最高のキャラクターですね。彼はナルシストなので、僕が演じるのにぴったり。僕はそう思っています。いろんなレイヤーの持ち主で、ある意味、クラシックでイカしたスーパーヒーロー。けど、会うと好かれようとするんです。面白くて実力ある人だと思われたいんですよね。実際はそうじゃないのに。」

原作コミックのレッド・ガーディアンは、ソ連軍のテスト・パイロットとして戦場で活躍した優秀な兵士。若かりし頃は、「ロシアにとってのキャプテン・アメリカであり、ロシアの大いなる希望」として名を馳せた。本作ではコミックと異なり、「全盛期が過ぎ、成功を形なしにしている」レッド・ガーディアンの再起を懸けた挑戦が描かれることになる。
ハーバーは、この度のMCU入りを喜んでいる様子だ。「もし、(マーベルが)平凡な映画のくだらない役で僕にオファーしてくれたとしても、引き受けたでしょうね」と冗談交じりに語る。「実際のところ、脚本がめちゃくちゃ良くて、素晴らしい内容なんです。」
赤いスーツに身をまとったレッド・ガーディアンは、ナターシャの“父”、そして共に戦う仲間として、どのように活躍するのだろう。共演には、スカーレットのほか、ナターシャの妹分エレーナ役のフローレンス・ピュー、メリーナ役レイチェル・ワイズなど豪華キャストが集結している。