DC映画版ケヴィン・ファイギの座に『IT/イット』『LEGO ムービー』プロデューサーが有力

心機一転を図るDC映画を統括する役として、『IT/イット』『LEGO ムービー』など製作の映画プロデューサー、ダン・リンが有力候補となっている。米Deadlineが報じている。
かねてより米ワーナー・ブラザース・ディスカバリーはDC映画の立て直しを図っており、同社CEOのデヴィッド・ザスラフらは「品質重視」のチーム創立に奮起。彼らはマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギのような統括役を求めていることを隠しておらず、『ジョーカー』(2019)トッド・フィリップス監督にその役職を検討しているとも伝えられていた。
新たな有力候補とされるダン・リンは『IT/イット』『LEGO ムービー』『シャーロック・ホームズ』といったワーナーの人気シリーズのほか、ディズニー実写版『アラジン』(2019)なども手がけたヒットメイカー。ハーバード・ビジネス・スクールのMBAを取得したエリートであり、デヴィッド・ザスラフの顧問にして元ワーナー・ブラザース社長のアラン・ホルン(現ウォルト・ディズニー・スタジオ会長)をメンターに学んだ経歴もあるという。
現時点で正式な契約は取り交わされていないが、リンも関心を寄せている。トッド・フィリップスはその後、『ジョーカー』続編映画の監督業に集中していると見られる。
目下、DC映画は堅実な人事再編をもって足元を固めている印象。ザスラフ氏はシリーズを立て直す10年計画を明らかにしており、今後は一貫したブランド戦略を打ち出すものと見られる。
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Source:Deadline

























