『ザ・フラッシュ』マイケル・キートン版バットマン共闘アート公開 ─ 「全ストーリーとキャラが衝突」タイムトラベルも

DC史上最大のバーチャルイベント第1弾「DCファンドーム:ホール・オブ・ヒーローズ」にて、フラッシュ/バリー・アレンの単独映画『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』の新情報が明かされた。
『ザ・フラッシュ』パネルには、映画シリーズで同役を引き続き務めるエズラ・ミラーが「スーパーマンはベジタリアンで、メタリカが好き」などのトリビアを紹介しながら登場。ほか、監督・製作のアンディ・ムスキエティとバルバラ・ムスキエティの姉弟、脚本クリスティーナ・ホドソンが登場した。
新たにコンセプトアートが披露され、フラッシュが『ジャスティス・リーグ』時とは異なる新スーツを着用することが明らかに。ブルース・ウェイン/バットマンが作ったものだという。前作までのアーマーのような印象とは異なり、よりしなやかなデザインだ。TVドラマ「THE FLASH/フラッシュ」に近いと言えるかもしれない。アンディ監督は新スーツのデザインについて、「よりオーガニックで、閃光が取り入れられている」と紹介した。
Andy Muschietti dropped concept art of the new suit for #TheFlash. #DCFanDome pic.twitter.com/En2xGeFfoD
— Fandango (@Fandango) August 22, 2020
本作『ザ・フラッシュ』は、複数の世界観が登場する「マルチバース」構想を取り入れると伝えられていたが、アンディ監督はここでタイムトラベルの要素が含まれると認めた。エズラは「すべてのストーリーやキャラクターが衝突し始める」と紹介。その実例と言えそうなのが、公開されたコンセプトアートの1枚だ。フラッシュの後ろでファイティングポーズを構えているのは、マイケル・キートン版バットマンのように見える。本作には他にも、ベン・アフレック版バットマンが登場することも明らかになっている。
DCユニバースの一変が予想される『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』は2021年初頭にも撮影開始予定。監督・製作のムスキエティ姉弟の近作には『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』シリーズがある。
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Source: DC FanDome