ロバート・デ・ニーロがドラマ初主演、Netflixの政治スリラーで元大統領役を演じる

アカデミー賞助演・主演男優賞に計7回ノミネートされ、2度の栄誉に輝いたレジェンドのロバート・デ・ニーロが、Netflix製作による新作シリーズ『Zero Day(原題)』でドラマ初主演を果たすことが分かった。米Varietyが報じている。
リミテッドシリーズとなる本企画の詳細は明かされていないが、情報筋がVarietyに語ったところによれば、デ・ニーロが元米国大統領を演じる政治スリラーになるという。デ・ニーロがどのような大統領を演じるのかは不明で、架空の大統領に扮する可能性もあるだろう。
『Zero Day』の原案を手がけるのは、『メイズ・ランナー』(2014)『ダイバージェントFINAL』(2016)などのノア・オッペンハイムと、ピューリッツァー賞を2度受賞した米ジャーナリスト・作家のマイケル・シュミット。その原案を基にオッペンハイムと、『ロボコップ』(2014)『ブライト』(2017)などのエリック・ニューマンが脚本を執筆。デ・ニーロ自身とニューマン&オッペンハイム、『ツーリスト』(2010)のジョナサン・グリックマンが製作総指揮を務める予定。この錚々たる顔ぶれから、エンターテイメント性に溢れる重厚な作品が期待できそうだ。
ニューマンは、Netflix製作の「ナルコス」(2015‐2017)、スピンオフドラマ「ナルコス:メキシコ編」(2018‐2021)でショーランナーを務め、コカインの女王グリセルダ・ブランコを描く新作ドラマ「Griselda(原題)」、米国のオピオイド危機をテーマにした「Painkiller(原題)」がNetflixで待機中。長年にわたり、同プラットフォームとコラボレートしている。
デ・ニーロの過去のドラマ出演は、エキストラとして生計を立てる俳優志望の主人公を描く「Extra(原題)」シーズン1(2006)と、NBC局を舞台にしたコメディドラマ「30 ROCK/サーティー・ロック」シーズン5(2011)に本人役で登場したのみ。『Zero Day』が本格ドラマデビュー&ドラマ初主演となる。
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Source:Variety