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ライアン・レイノルズが『デッドプール3』写真流出に偽リークで応戦、検索結果がめちゃくちゃに

https://twitter.com/VancityReynolds/status/1732749190109839492

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『デッドプール3(仮題)』は、全米映画俳優組合のストライキ終了後にロンドンで撮影が再開されたものの、まもなく撮影現場の写真が流出する事態に見舞われた。これを受けて、主演・製作のライアン・レイノルズがエンターテイナー精神を発揮し、偽リーク画像をX(旧Twitter)に続々と投稿している。

本作は、旧20世紀フォックス製作による『デッドプール』シリーズがMCUに初参戦を果たす記念碑的な作品。デッドプール役を再演するライアンに加え、ウルヴァリン/ローガン役でヒュー・ジャックマンも復活を果たす。大きな期待がかかった第3作だけに、製作側としてはネタバレを避けたいはずだが、リーク写真ではサプライズになるはずだったと思われる事柄が捉えられており、レイノルズも「リーク写真の拡散を控えてほしい」とInstagramにて呼びかけた

その一方、ライアンは自身のXアカウントに偽のリーク画像を投稿。そこには、ジャックマンとスタントダブルたちがプレデターと深刻な様子で話し合いをしている姿が写っていた。

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「『デッドプール』はリークから始まったから僕も参加するよ。でも、“『デッドプール』のリーク”というフレーズを使いすぎないでね。『デッドプール』のリークや『デッドプール』のネタバレ、または『デッドプール』のスクープを探している人がいたら、検索結果が台無しになるかもしれないから。 #DeadpoolLeaks #DeadpoolSpoiler #DeadpoolScoop」

これを受けて、ファンたちはこれらのハッシュタグを使ってフェイクのリーク画像をあれこれと投稿しており、見事に検索結果は台無しになっている。リーク事件への鮮やかな対処法である。

ちなみに「『デッドプール』はリークから始まった」とは、2012年にティム・ミラー監督が制作したテスト映像が流出し、その内容が好評を博したことで、旧20世紀フォックスが『デッドプール』第1作の製作に踏み切ったことを意味するものだ。

またレイノルズは、「$」マーク入りの袋を掲げたデッドプールの背後で、ディズニーの象徴であるミッキーマウスが「お見事!」とばかりに手を叩いている画像を投稿。さらに、以前リークされたセット画像を加工し、短命に終わった短尺動画サービス「Quibi」のロゴを背景に転がしたり、米バラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」でネタになった「Wally,Lower the cue cards!(ウォリー、カンペを下げて)」と書かれたカンペを持つスタッフをセットに合成してみたりしている。

一連の偽リーク画像に、ジャックマンは「君のマナーは申し分ないね。タミー(レイノルズの母親)も鼻が高いだろう。頼むよ」とレスポンス。これにレイノルズは「タミーは僕の子ども時代のせいで(心の)傷を負ったからね。その逆はないよ」と反応し、相変わらず息の合ったやり取りを見せている。

映画『デッドプール3(仮題)』は2024年7月26日に米国公開予定。ファンからサプライズを奪ってしまう画像などが、これ以上リークされないことを願いたい。

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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