ライアン・レイノルズ、『デッドプール』の未来は「無限の可能性ある」 ─ 続編への気合十分「すぐにでも」

20世紀フォックス製作『デッドプール』シリーズは、いま大きな岐路に立たされている。ディズニーがフォックスを買収したことで、ひとまず先行きが誰にもわからない状況になっているのだ。主演のライアン・レイノルズでさえ、次回作については「わからない」と言うほどの状況。しかし、そんな中でもライアンはシリーズの未来に不安を抱いていないようである。
米国の人気テレビ番組「The Tonight Show」に登場したライアンは、『デッドプール』には「無限の可能性がある」と発言。自身の最新作『フリー・ガイ』も20世紀フォックス(現・20世紀スタジオ)による作品であることに触れながら、マーベル・シネマティック・ユニバース合流の有無、未来の展望を語った。
「『デッドプール』はフォックスのものでしたが、今ではディズニーの、マーベルの手にあります。どちらに進んでも無限の可能性があると思ってますよ。もしマーベル・シネマティック・ユニバースに入るなら、とんでもないことに、ものすごいことになると思う。最高の遊び場ですよね。(合流せず)独自の方向性を続けるにしても、また無限の方向性があると思います(笑)。」
先日、ライアンは別のインタビューで「『デッドプール3』を作れるなら、作る時には、僕はよりよいビジョンを持てると思います」「できれば、デッドプールも(ユニバースに)混ぜてほしい」と控えめな発言に及んでいた。しかし今回、ライアンは脚本家のレット・リース&ポール・ワーニックにも言及し、「みんなで良い時間を過ごしてますよ。描けるストーリーはたくさんあるので、すぐにでもやれたらいいですね」とも話している。どうやら、やっぱり“やる気満々”のようだ。
ちなみに司会者のジミー・ファロンは、ライアンから『デッドプール』(2016)『デッドプール2』(2018)に入らなかった“めちゃくちゃ面白い未公開ジョーク”を聞かされたことがあるそう。なんとライアンいわく、「カットされたジョークは体育館がいっぱいになるくらいたくさんある」とか。その内容たるや、「僕たちみんな逮捕されるか、ディズニーに溶かされるか」。さりげなく新たなオーナーをチクリと刺すことを忘れないあたり、さすがはライアン、さすがはデッドプールである。
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Source: The Tonight Show