Menu
(0)

Search

『デッドプール2』新脚本家はドラマ『デアデビル』の仕掛け人!『Xフォース』は監督決定、ライアン・レイノルズも脚本執筆

“俺ちゃん”の進撃が、着々と準備されているようだ。Comicbook.comは、2016年の大ヒット作『デッドプール』の続編『デッドプール2(仮題)』と、同じくデッドプールが主要人物として登場する『Xフォース(仮題)』の最新情報を伝えている。

『デッドプール2』は、前作を手がけたティム・ミラー監督が降板し、新たに『ジョン・ウィック』のデヴィッド・リーチ監督が起用されたばかりだ。『Xフォース』は、デッドプールを演じるライアン・レイノルズが製作の意志を示していたものの、具体的な情報はいまだ判明していなかった。

『デッドプール2』新脚本家は実力派!

まず『デッドプール2』の脚本に、新しい顔ぶれが加わった。これまで同作は、前作を執筆したポール・ワーニック&レット・リースが脚本を担当してきたが、ここにきて、Netflixドラマ『デアデビル』のショーランナーを務めたドリュー・ゴダードが加わったというのだ。映画情報サイト・コライダーによると、レイノルズとゴダードは、現在脚本の完成に向けて鋭意作業中だという。

ドリュー・ゴダードは、ドラマ『デアデビル』だけでなく、映画『オデッセイ』『キャビン』でも脚本を務めたほか、マーベル・スタジオのもとで「スパイダーマン」がリブートされる以前には、そのスピンオフ作品『シニスター・シックス(仮題)』で監督を務める予定だった。その実力はすでに高く評価されているだけに、彼の加わった『デッドプール2』にも期待が高まるばかりだ。

しかしながら気になるのは、ゴダード登板のニュースを伝えたComicbook.comとコライダーが、ある一点で大きく異なる内容を報じていることだ。それは、これまで『デッドプール2』の脚本作業にあたっていたワーニック&リースの現状である。コライダーによると、両氏は現在も脚本に深く関わっており、むしろゴダードは「コンサルタント」として参加しているという。しかしComicbook.comによれば、すでにワーニック&リースは脚本から手を引いており、それが一時的なものかどうかは分からない、というのだ。

いずれにせよ、一時はどうなることかと思われた『デッドプール2』の製作は順調に進んでいるようだ。脚本作業が終われば、きっと製作スケジュールや公開時期の新たな情報が判明するにちがいない。

チーム・デップー?『Xフォース』も製作開始

またComicbook.comは、ライアン・レイノルズが熱望していた映画版『Xフォース』の進捗も伝えている。デッドプールやケーブル、ドミノといったキャラクターが競演する作品になるとみられ、『デッドプール2』では『Xフォース』への伏線が用意されるのではないかと予想する声も多い。

同サイトは、『Xフォース』の脚本・監督に、映画『THE GREY 凍える太陽』やドラマ『ブラックリスト』などのジョー・カーナハンが起用されたと報じている。なお本作ではレイノルズが製作総指揮を務めているほか、カーナハンとともに脚本も執筆しているとのことだ。

なおカーナハンは、ウィル・スミス&マーティン・ローレンス主演の『バッドボーイズ』シリーズ第3作『バッドボーイズ・フォー・ライフ(原題:Bad Boys For Life)』を監督することも決まっている。同作は2018年1月に全米公開予定のため、おそらくこちらが先に撮影されるのではないだろうか。

[続報]
映画『Xフォース』の脚本・監督は、『デッドプール2』の脚本家として起用されたドリュー・ゴダードが務めることに正式決定している。詳細はこちらの記事をご覧いただきたい。

[追記 2018/6/3]
結果的に『デッドプール2』の脚本はレット・リース&ポール・ワーニック、ライアン・レイノルズが担当しており、ドリュー・ゴダードは携わっていない(あるいはノンクレジット)。

sources: http://comicbook.com/2017/02/23/deadpool-2-writer-drew-goddard/
http://collider.com/deadpool-2-drew-goddard/
http://comicbook.com/2017/02/22/x-force-movie-gets-a-director-ryan-reynolds-co-writing/
Eyecatch Image: https://www.bustle.com/articles/136403-how-are-deadpool-the-x-men-connected-theyre-in-the-same-universe
[c]2016 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly