『デッドプール2』ブラッド・ピットがケーブル役を演じるはずだった噂は「100%本当」、原作者が明かす

映画『デッドプール2』(2018)でジョシュ・ブローリンが演じたケーブル役にブラッド・ピットが起用されるはずだったという噂を、デッドプール産みの親として知られるコミックアーティストのロブ・ライフェルドが認めた。
米Comicbook.comのインタビューに登場したライフェルドは、噂について訊かれると「100%本当のことです」と発言。「プレビューも行っていましたし、(監督の)デヴィッド・リーチはスタントの仕事を通して(ピットと)特別な関係を築いていました」と続けている。
ライフェルドが語る通り、リーチ監督はピットのスタントダブルとしても知られ、『ファイト・クラブ』(1999)『オーシャンズ11』(2001)『Mr.&Mrs. スミス』(2005)をはじめ、多くの作品で現場を共にした仲。『デッドプール2』の主要キャラクターであるケーブル役に、監督がピットを真っ先に検討するのも不思議なことではない。
「世間が知らないのは、それがものすごく最初の頃だったということです」とライフェルド。事情こそ定かでないが、ピットが検討されていたのは企画のごく初期の段階にあったようだ。ケーブル役での出演は叶わなかったものの、ピットはパニッシャー役で同作にカメオ登場を果たした。
ケーブル役を演じたのは、『アベンジャーズ』シリーズのサノス役で知られるジョシュ・ブローリン。劇中ではサノスイジリのジョークも盛り込まれ、メタ要素の強い演出となった。ちなみに、ケーブル役にはマイケル・シャノンやデヴィッド・ハーバーも候補として検討されていたとか。

『デッドプール』シリーズは第3作からマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に合流予定。現在は撮影が行われており、2024年7月26日に米公開となる。
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Source:Comicbook.com,THR