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『デッドプール3』ウルヴァリンのデザイン、マーベル社内の「オタク中のオタク軍団」が何度もチェック

wolvarine deadpool
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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『デッドプール3(原題)』では、ウルヴァリンが遂にデッドプールと夢の競演を果たす。しかも原作コミックのウルヴァリンと同じ、イエロースーツに身を包んで。メガホンを取るショーン・レヴィ監督によれば、このイエロースーツの再現には、並々ならぬ労力がかけられているらしい。

『デッドプール3』はディズニー傘下のマーベル・スタジオ作品として製作されている。米Entertainment Weeklyに「皆さんと同じように私も、ウルヴァリンがデッドプールと映画で共演するのを20年待ち続けてきました」と語り、夢のコラボレーション実現に胸を躍らせるレヴィは、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンの復活にあたり、特にこだわったことを明かしている。

「ウルヴァリンがスクリーンに映るのもこれが最後かもしれないので、昔のイエローとブルー(のスーツ)を、何がなんでも正しく着させるようにしました。」

3作目から参加したレヴィは、いちファンとしても『デッドプール』シリーズを追い続けていたといい、前2作で確立されたスタイルも強く意識した。米Deadlineでは「フランチャイズのDNAを台無しにするつもりはありませんでした」と話している。そうした思いもあり、レヴィはマーベル・スタジオにいる人材をフル活用したのだとか。「MCU内で作ることが功を奏して、マーベルのプロジェクトに参加できるオタク中のオタク軍団の力を借りることができました」。

『デッドプール』シリーズだけでなく、ウルヴァリンを熟知する“オタク軍団”の協力を得て、コスチュームを編み上げていったレヴィたちは「何度も何度もフィッティングを繰り返した」そう。2023年7月には、イエロースーツを身に纏ったウルヴァリンのファーストルックが公開されていたが、その姿は原作のウルヴァリンに限りなく近い。レヴィもコスチュームについては、「世界的な反応を見ても、圧倒的にポジティブなものが多かったですよね」とファンの歓迎ムードを認識しているようだ。

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『デッドプール3』では、主演のライアン・レイノルズやウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンのほか、ヴァネッサ役のモリーナ・バッカリンやコロッサス役ステファン・カピチッチ、Xフォースのピーター役ロブ・ディレイニー、ユキオ役の忽那汐里らが再登場する。撮影は半分を終えたタイミングで俳優組合によるストライキがスタートし、現在はストップしている。

Source: Entertainment Weekly,Deadline

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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