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『デッドプール3』ウルヴァリンとのロードムービーになる計画あった ─ ディズニーのフォックス買収以前

デッドプール2
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映画『デッドプール』シリーズの第3作(タイトル未定)が、デッドプールとウルヴァリンのロードムービーになる可能性があったという。主演・製作のライアン・レイノルズが明かした。

これはライアンが、メンタルヘルスの意識向上キャンペーン「Bell Let’s Talk」をアピールするために投稿したツイートに含まれていた情報だ。「メンタルヘルスに関するオープンで誠実、かつ健全な議論が必要」との呼びかけに加えて、ライアンは「ディズニーがフォックスを買収する以前、『デッドプール3』はデッドプールとローガンのロードトリップを描く予定でした。『羅生門』スタイルで。本当の話」と記したのである。

そもそも『デッドプール』シリーズの話題であり、SNSでジョークを繰り返すライアンのことだから、「本当の話」というコメントを鵜呑みにすべきかどうかは分からない。しかし、これがメンタルヘルスのキャンペーンというシリアスな話題とともに投稿されていることは十分注目に値するだろう。ライアンの証言が事実なら、ウォルト・ディズニー・カンパニーが20世紀フォックスを買収する以前、デッドプールとウルヴァリンのチームアップが検討されていたことになる。「『羅生門』スタイル」である以上、旅する二人の見方は食い違っていたのだろうけれども。

もっとも『X-MEN』『ウルヴァリン』シリーズでウルヴァリン役を演じてきたヒュー・ジャックマンは、『LOGAN/ローガン』(2017)をもってシリーズを卒業しており、復帰には否定的な姿勢を貫いてきた。仮に『デッドプール3』がこの方向性で実現していた場合、ヒューが復帰に合意していたのか、あるいはライアンが何らかの形でウルヴァリンを再登場させていたのかがポイントだ。ライアンとヒューは公私ともに仲良しで知られるが、ヒューが翻意することはありえたのだろうか。

ともあれ、ライアンが「予定だった」と記しているように、この計画はいまや存在しないようだ。ディズニーのフォックス買収を経て、『デッドプール』シリーズはマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に合流することが決定済み。R指定の方針はそのままに、ライアンが続投し、脚本にはウェンディー&リジー・モリノーが起用された。撮影は2022年以降になるとみられる。ちなみに今後、MCUには新たなウルヴァリンが登場する可能性も高い。デッドプールとの共演はその時を待つべし、か?

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Source: Ryan Reynolds

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。外部寄稿に『TENET テネット』『ジョーカー』『シャザム!』『ポラロイド』劇場用プログラム寄稿など。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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