『ナイル殺人事件』米公開延期に、『ウエスト・サイド・ストーリー』は2021年末へ

『オリエント急行殺人事件』(2017)の続編にあたる、アガサ・クリスティー原作のミステリ映画『ナイル殺人事件』の米国公開日が、2020年10月23日(金)から12月18日(金)へ延期となった。米ウォルト・ディズニー・カンパニー/20世紀スタジオが発表した。
ケネス・ブラナー主演・監督による『ナイル殺人事件』では、エジプトの神秘ナイル川をめぐる豪華客船を舞台に、名探偵ポアロが殺人事件に挑む。共演者はガル・ガドット、アーミー・ハマー、エマ・マッキー、レティーシャ・ライト、アネット・ベニングほか。本作は10月23日に日米同時公開と告知されていたが、本記事の掲載時点で対応は発表されていない。なお、ガドットが主演する『ワンダーウーマン 1984』も度重なる公開延期を経て、翌週の12月25日に日米同時公開予定だ。
また、スティーヴン・スピルバーグが名作ミュージカルを映画化する『ウエスト・サイド・ストーリー(原題:West Side Story)』は、2020年12月18日から2021年12月10日へと約1年の米国公開延期となった。同作は『ベイビー・ドライバー』(2017)のアンセル・エルゴートが主演を務める、ディズニー/20世紀スタジオ渾身の話題作だ。
同じく20世紀スタジオ作品では、ベン・アフレック&アナ・デ・アルマス主演のスリラー映画『Deep Water(原題)』の米国公開日が2020年11月13日から2021年8月13日へ大幅な公開延期となっている。
ちなみに、かねてより公開延期などの噂がささやかれていた、ディズニー/ピクサー最新作『ソウルフル・ワールド』の米国公開日は、2020年11月20日のまま変更されていない。
Source: Variety