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キャプテン・アメリカ役クリス・エヴァンス、約20年ぶりの連続ドラマ出演へ ― 法廷サスペンス『ジェイコブを守るため』映像化

クリス・エヴァンス
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14615990538/ Remixed by THE RIVER

映画『キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ』シリーズのキャプテン・アメリカ役などで知られる俳優クリス・エヴァンスが、約20年ぶりとなるドラマシリーズへのレギュラー出演を果たすことがわかった。米The Hollywood Reporterほか複数のメディアが報じている。

このたびエヴァンスの出演が伝えられたのは、米Appleの製作するドラマ「Defending Jacob(原題)」。原作小説『ジェイコブを守るため』(早川書房刊)はウィリアム・ランデイが2012年に発表したサスペンス作品で、邦訳版は2013年に刊行された。
物語の主人公は地区検事補アンディ・バーバー。14歳の少年が殺害された事件を調査するアンディだが、容疑者として逮捕されたのは自分の息子ジェイコブだった。アンディはジェイコブの無実を証明することができるのか……。

「Defending Jacob」で、エヴァンスは主演とエグゼクティブ・プロデューサーを兼任。ドラマシリーズにレギュラー出演するのは、2000年に放送されたコメディ・ドラマ「オポジット学園」以来、約20年ぶりとなる(同作以降もゲスト出演した作品はある)。法廷シーンを含むサスペンス作品、しかもティーンの息子を持つ父親という役柄とあって新境地の開拓に今から期待が高まるところだ。

クリス・エヴァンス
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14615990538/ Remixed by THE RIVER

脚本は『猿の惑星:新世紀』(2014)、『猿の惑星:聖戦記』(2017)のマーク・ボンバックで、エグゼクティブ・プロデューサーとショーランナー(製作統括)を兼任。シリーズの監督は『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014)、『パッセンジャー』(2016)のモルテン・ティルドゥムが務める。なお本作は全8話構成で、1シーズン限りのリミテッド・シリーズとなる。

なおエヴァンスの次回出演作品は、キャプテン・アメリカを演じる最後の作品と伝えられている、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』。主演映画『The Red Sea Diving Resort(原題)』の劇場公開も控えているほか、先日は『The Devil All the Time(原題)』への出演交渉に入っていることが報じられた。ちなみに同作では、スパイダーマン役でおなじみトム・ホランドと再共演する可能性があるという。

ドラマ「Defending Jacob(原題)」の撮影・配信時期は不明。

Sources: THR, Deadline, Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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