『魔法にかけられて』続編、歌と踊りが前作よりも盛りだくさん ─ エイミー・アダムス「謙虚な気持ちに」

ディズニー映画『魔法にかけられて』(2007)といえば、ミュージカルシーンが見どころのひとつだった。15年の時を経て蘇る待望の続編映画、『Disenchanted(原題)』では前作以上の歌と踊りが登場するようだ。
15年後を舞台にした続編では、ジゼル姫の現在が描かれる。キャストにはエイミー・アダムスがジゼル姫役を続投するほか、パトリック・デンプシーがロバート役、ジェームズ・マースデンがエドワード王子役、イディナ・メンゼルがナンシー役として揃って復帰。米番組に登場したアダムスは、2021年8月に撮影終了したばかりの本作の撮影時を振り返っている。
「歌と踊りが増えていて、これには謙虚な気持ちになりました。これほどの踊りを披露したのは、20代の時が最後。今はもう20代ではありませんから。40代となってやるとまた違った気持ちにさせられました。踊っているときは、20代であるかのように感じられたのですが、実際の映像を観てみると、“これは前とは違う”と思ってしまいましたよ(笑)。」
本作で監督を務めたアダム・シャンクマンは、『ヘアスプレー』(2008)「glee/グリー」(2009-2015)などミュージカル&音楽映画の経験豊富な映像作家で、「ダンスに心を奪われます」と過去に意気込みを語っていた。ミュージカルとしてパワーアップして帰ってくる続編では、「“いつまでも幸せに暮らしましたとさ”って一体どういうこと?」が描かれ、「“中年の危機”映画」のような内容になっているとのことだ。
キャストにはほか、悪役を演じるマーヤ・ルドルフや、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)イベット・ニコール・ブラウン、「glee/グリー」ジェイム・メイズ、「サム・アセンブリー ティーンエイジャーCEO」(2014-2016)コルトン・スチュワート、「ジ・オフィス」(2005-2013)オスカー・ヌニェス。ロバートの心優しい一人娘も成長した姿で登場し、レイチェル・コヴィーに代わって、ガブリエラ・バルダッチノが演じる。
映画『Disenchanted(原題)』は、Disney+にて2022年に配信予定。
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