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ディズニー「マジック・キングダム」、Disney+でユニバース化へ ─ 第1弾、パーク&映画のキャラクターたちが実在する別世界描く

Magic Kingdom マジックキングダム
Photo by Michael Gray Wantagh https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Magic_Kingdom_-_Cinderella_Castle_panorama_-_by_mrkathika.jpg

米ウォルト・ディズニー・カンパニーが、ディズニーパークのマジック・キングダムを共通の世界とする一大ユニバース企画を、ディズニープラス(Disney+)で進行していることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。

マジック・キングダムとは、米フロリダに構えるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにあるディズニーパークの1つで、園内は6つのテーマランドで構成されている。メインシンボルはシンデレラ城。日本の東京ディズニーランドでも、フロリダのマジック・キングダムをモデルに、6つのテーマランドから成るマジックキングダム・パークが存在している。

このたび「Magic Kingdom Universe(マジックキングダム・ユニバース)」と名付けられたシリーズ企画の第1弾として、「The Society of Explorers and Adventurers(原題)」が発表された。ディズニーパークやクラシック映画のテーマランド、キャラクターたちが実在する別世界が舞台となるという。各アトラクション内のキャラクターたちが掘り下げられていくとのことだ。

ユニバース企画を主導するのは、「新スタートレック」「GALACTICA/ギャラクティカ」シリーズなどで知られるロナルド・D・ムーア。近年は「アウトランダー」(2014-)を手がけるなど、継続的なフランチャイズ作品の製作に長けた人物だ。ムーアは、「The Society of Explorers and Adventurers」で製作総指揮と脚本を兼任する。本作のほか、今後シリーズに含まれる企画も進行しているといい、ムーアは本ユニバースとフランチャイズ全体の監修を担当することになるという。

ディズニーと複数年契約を交わしているムーアは、調査を主体に行うDisney Imagineeringのチームと、世界各国のディズニー・テーマパークの製作に携わる開発者たちとの共同作業を進行中。すでに脚本家チームが結成されているという。発表にあたり、ムーアは「ディズニーは私の子ども時代を大きく形成したものなので、このたびの決断に至りました」とコメント。「アナハイムにあるディズニーランドの大ファンで、定期的に遊びに行って、(アトラクションに)乗りまくっています」と、その大きな愛を伝えた。

現在ディズニーでは、実写版『ジャングル・クルーズ』の公開を控えているほか、「ホーンテッドマンション」再映画化や、「カリブの海賊」の実写版『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの新シリーズ、「スペース・マウンテン」の実写映画化など、マジック・キングダム内のアトラクションの映像化が続々と進行している。これらの作品も「マジックキングダム・ユニバース」に含まれてくるのだろうか。

大きな可能性を秘めた「マジックキングダム・ユニバース」が、Lucasfilmの『スターウォーズ』シリーズ、マーベル・スタジオのマーベル・シネマティック・ユニバースに次ぐ一大ユニバースとなることを期待したい。

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Source: THR

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。