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最近のディズニーは昔の作品の焼き直しばかり?ボブ・アイガーCEO「どちらかに優先順位を置いているということはない」

Photo by Bart https://www.flickr.com/photos/cayusa/330705863/in/photolist-vdXke-2iPk1Fa-9WJRmo-2iPk5vQ-jmUUUp-9WYCQj-9XEFsm-fD8Q48-2iPmLai-2iPmLmf-9WYAFq-8CMYsu-qi4Wdf-5YtJHY-57F3AM-2iPmKZt-6DSF5T-qkkUuk-9VtpWe-iNnCNQ-733mCi-8CJVNP-fvtQNT-2iPh2RE-9WMRAK-5TcyWv-9WDJTU-9XEF3U-AXpCt-FPHJfF-9WBTL6-8CJRfT-8CMTFw-K66rC2-2iPjJYi-9WQRwC-57KdxW-9WStr7-9WYyHU-fvtRCB-pZ7nmg-9WGofD-8CMYTd-9VtqLD-fvtRFx-a96qRA-bz9gq7-9WVUp1-egJ9Fk-fvtRGP

現時点でディズニーによる2025年最大のヒット映画は『モアナと伝説の海2』(2024年末公開)で、『リロ&スティッチ』と『ライオン・キング:ムファサ』(2024年末公開)が続く。いずれも過去の人気アニメ作品のリメイクや続編だ。

近頃のディズニーは過去作の焼き直しばかりで、オリジナル作に乏しい……こうした意見に対し、ウォルト・ディズニー・カンパニーCEOのボブ・アイガーは投資家向け質疑応答にて回答。「フランチャイズもの、IPものには長期的に高い価値を置いている」としつつ、「どちらかに優先順位を置いているということはありません」と伝えた。

「我々の優先事項は、最終的に顧客と共鳴できる素晴らしい映画を送り出すことです。そして、オリジナル作品を発見し、開発するほど、当然ながら良い結果が得られるわけです。」

アイガーは、傘下に持つ20世紀スタジオやサーチライトを通じてオリジナル作品の開発を行っているとアピール。『リロ&スティッチ』のような興収ニュースに乗りやすい大型作品ばかりが印象に残るが、実際にはオリジナル作品にも積極的。サーチライトピクチャーズからは2024年、『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』や『リアル・ペイン〜心の旅〜』のアカデミー賞でも注目を浴びた。

マーベル作品については「オリジナル作品のためにキャラクターライブラリを掘り続けていると言えるかもしれません」とするアイガーだが、「それでも、例えば『ファンタスティック・フォー』の映画はこれまでもありましたが、今回の作品(『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』)はさまざまな意味でオリジナル作品だったと思います。全く馴染みのない人々に向けてキャラクターを紹介したわけですからね」と自負。常に新たな価値を創造する心構えを語った。

ディズニーのサーチライトピクチャーズからは、2026年に映画『レンタル・ファミリー』が公開。全編を日本でロケ撮影した作品で、主演のブレンダン・フレイザーほか、平岳大、山本真理、柄本明といった日本人キャストもメイン登場する。

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Source:Deadline

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から企画制作・執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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