アソーカ・タノ単独企画、「マンダロリアン」マンドーの登場なるか ─ ペドロ・パスカル「出来ないわけではない」「幸運祈る」と前向き

『スター・ウォーズ』は、シリーズ初の実写ドラマ「マンダロリアン」(2019-)で初めて実写登場したジェダイ、アソーカ・タノの単独シリーズ企画が発表されるなど、ますますその世界観を拡張させている。
アソーカ・タノのシリーズの全貌は謎に包まれているが、物語は「マンダロリアン」のタイムラインで展開していくことが判明済み。となると、「マンダロリアン」の主人公マンドーの登場も気になるところだろう。
どうやら、マンドーを演じるペドロ・パスカルもアソーカ・タノ単独シリーズへの登場を期待しているようだ。米Comicbookの取材にて、「マンダロリアン」で生まれた実写版アソーカのスピンオフ作品が作られることを踏まえた上で、「マンダロリアンが『スター・ウォーズ』の他の世界に現れることはありますか?」と訊かれると、パスカルは「幸運を祈りますよ」と前向きな答えを出している。「(登場)出来ないわけではないですからね」。
『スター・ウォーズ』で新たに描かれるのは、アソーカ・タノの物語だけではない。現時点では、新世代のファイター・パイロットたちが主役となる映画『Rogue Squadron』(原題)や「マンダロリアン」の時間軸で展開されるドラマシリーズ「スター・ウォーズ:レンジャーズ・オブ・ザ・ニュー・リパブリック(Star Wars:Rangers of the New Republic)」など、銀河のあちこちで繰り広げられる、知られざるストーリーが控えているのだ。パスカルは、拡大する『スター・ウォーズ』の世界に「何よりも大きなもので、僕たちは大体的には乗客に過ぎないんです」と持論を述べている。
現時点で、他作品へのマンドーの登場を約束する情報は何も無いが、パスカルが“登場出来ないわけではない”と言うように、時間軸を共有さえしていれば可能性は無限大である。オビ=ワン・ケノービの単独ドラマに、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002)と『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005)で、後にダース・ベイダーと化すアナキン・スカイウォーカーを演じたヘイデン・クリステンセンが再演するという、ファンにとってはビッグすぎる知らせがその証拠だ。とにかく幸運を祈ろう。
Source: Comicbook