「デアデビル」ヴィンセント・ドノフリオ、復帰思わせぶりツイートに釈明 ─ 「ホークアイ」予告公開後に意味深な投稿、ネット上で憶測

マーベル・コミック原作のNetflixドラマ「Marvel デアデビル」(2015-2018)でキングピン役を演じたヴィンセント・ドノフリオが、Twitterで自身の再演を思わせるような投稿をしたことについて釈明した。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新ドラマ「ホークアイ」の予告編が公開された直後にドノフリオが投稿したツイートの内容が示唆的だとして、ネット上で話題を呼んでいたのだ。
ドノフリオは、2021年9月13日にドラマ「ホークアイ」の予告編が米マーベル・スタジオの公式Twitterで公開された9分後、Twtterで以下の内容を投稿。3本足の犬についてのポエムのようだ。
The three legged dog.
run’n, jump’n and with an incredible case of the wiggles.
This dog does not ask for pity.
This dog looks up to us.
Wants to know what’s next.
Head tilted it says.
Where should we go,
what should we do?
Why are we waiting?I say to myself.
This dog is right— Vincent D’Onofrio (@vincentdonofrio) September 13, 2021
“次に人間がどのような行動を取るのか”ということについて、3本足の犬が表情や仕草で訴えていることを詠んだ詩だろう。この投稿がドノフリオの復帰をどう示唆しているのか。「ホークアイ」の予告編にも犬が登場している、というのがネット上で憶測を呼んだ要因だったようだ。
この話題を取り上げた米GamesRadarは、この詩と「ホークアイ」に登場する犬の関連性だけでなく「ドノフリオが、“キングが『ホークアイ』に帰ってくる”・“タイミング的に、これ確実でしょ”・“キングを見るのが待ちきれない”といった投稿にいいねを押している」とも伝えている。
ドノフリオは「デアデビル」が終了してから、自身のSNSで署名活動サイトを紹介したり、「#SaveDaredevil」をツイートの投稿に加えたりと「デアデビル」復活活動に精を出してきた。このような経緯も、再びファンの間で話題を呼ぶきっかけになったはずだ。
投稿の翌日9月14日、ドノフリオはこの話題を耳にしたのか、Twitterを更新。間接的にファンの憶測を否定する釈明ツイートを投稿したのだ。ちなみに、これもポエム風のツイートである。
Silly to look deeper into the little pieces I write.
I’ve been writing them for years now.
Although I appreciate the fandom.
Because I loved playing him in @daredevil— Vincent D’Onofrio (@vincentdonofrio) September 14, 2021
「僕が書いたちょっとしたものを深読みするなんて。
こういったものを何年も書いてきた。
それでもファンダムには感謝。
僕は『デアデビル』で彼を演じるのが好きだったから。」
残念ながら、ドノフリオのキングピン再演というのは憶測の域を出なかった模様。スタジオ側が新情報を発表する際のプラットフォームとしてSNSを使用するのは主流になってきているが、その分ファンの情報感度も高まってきている。このことが結果的に事実無根の憶測を生んでしまっている根本的な要因なのかもしれない。
Source: GamesRadar