『オール・ユー・ニード・イズ・キル』ダグ・リーマン、ロックダウン強盗映画の監督に就任 ─ アン・ハサウェイが出演交渉中

『ボーン』シリーズや『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)などで知られるダグ・リーマンが、パンデミックを題材とした強盗映画『ロックダウン(原題:Lockdown)』の監督を務めることがわかった。現在、『オーシャンズ8』(2018)などのアン・ハサウェイが出演の最終交渉にあるという。米Deadlineが報じている。
本作は、現実世界でまさに発生している“パンデミック”の影響でロックダウンとなった街を舞台とする強盗映画。ロマンティック・コメディとも形容されている。複数の重要キャラクターが存在するといい、その1人を『インセプション』(2010)『ダンケルク』(2017)のキリアン・マーフィーが演じる可能性があると伝えられているが、現時点で定かでない。
脚本を手がけるのは、『マリアンヌ』(2016)『蜘蛛の巣を払う女』(2018)などのスティーヴン・ナイト。製作は、リーマン監督作『バリー・シール/アメリカをはめた男』(2017)のアリソン・ウィンターが務める。ハサウェイを含めて、豪華な面々が揃った本企画だが、制作費が1,000万ドル(約10億円)を下回る低予算作品になるとのこと。撮影は、2020年9月末にも開始されるという。
物語の詳細こそ伝えられていないものの、現在の世相を反映した作品となるだけに、その再現性や劇中で盛り込まれるアイデアにも注目が集まりそうだ。なお、本作のほかリーマン監督は、デイジー・リドリー&トム・ホランド主演『カオス・ウォーキング(原題:Chaos Walking)』や、トム・クルーズが宇宙に行く“宇宙映画”(タイトル未定)などでも監督に就任している。
Source: Deadline