Menu
(0)

Search

トム・クルーズが宇宙に行く映画、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』ダグ・リーマン監督が就任

トム・クルーズ ダグ・リーマン
THE RIVER | Georges Biard https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Doug_Liman_avp_2014.jpg | Remixed by THE RIVER

俳優トム・クルーズとNASA・SpaceXがコラボレーションする“本気の宇宙映画”(タイトル未定)に、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)などのダグ・リーマン監督が就任したことがわかった。米Deadlineなどが報じている。

本作は宇宙で撮影が行われる初めての長編劇映画であり、ジャンルはアクション・アドベンチャーとのこと。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』以外にも『バリー・シール/アメリカをはめた男』(2017)でトムとタッグを組んだダグ・リーマンは、すでに脚本初稿の執筆に入っているほか、トムとともにプロデュースも兼任する。トムと監督は宇宙行きに耐えられるだけのトレーニングを積む必要があるが、2人はすでにやる気十分だとか。

もっとも、トムとリーマン監督は、本作の前にそれぞれが進めているプロジェクトを完了させなければならない。トムは『ミッション:インポッシブル』第7作・第8作(ともにタイトル未定)の撮影を控えているほか、リーマン監督も、デイジー・リドリー&トム・ホランド主演『カオス・ウォーキング(原題:Chaos Walking)』のポストプロダクション(撮影後作業)を進行中。既報によると、『ミッション:インポッシブル』の撮影は2020年の晩夏から初秋にかけて再開される見込みだ。

なお、トムとリーマン監督は、2015年に米パラマウント・ピクチャーズにて宇宙映画『Luna Park(原題)』の企画に着手していたが、パラマウントによれば、今回の“宇宙映画”は『Luna Park』とは別物だという。そもそも現時点で、本作は映画スタジオや出資者が参加しておらず、撮影時期も明らかになっていない状況。まだまだ企画の初期段階にあるとみるべきだろう。

おなじみマッカリー監督、今回はノータッチ?

Source: Deadline, Variety, The Hollywood Reporter

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly