『アントマン』ハンク・ピム役再演は「ないと思う」とマイケル・ダグラス ─ 俳優業を休止、プロデューサー業に集中へ

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『アントマン』シリーズでハンク・ピム博士役を演じてきた名優マイケル・ダグラスが、今後の再演に否定的な見方を示した。米Deadlineのインタビューで本人が現在の意志を語っている。
『アントマン』(2014)で天才科学者ハンク・ピムを演じ、MCUに初登場したダグラスは、その後の『アントマン&ワスプ』(2018)と『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)、そして『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023)に出演。アニメシリーズ「ホワット・イフ…?」(2021-2023)でも2エピソードに声優として参加した。
もっとも、今後マーベル映画に出演する可能性を問われると、ダグラスは「ないと思います」と回答。「とても楽しい経験でした。それまでグリーン・スクリーンの映画に出たことがなかったから」といい、「今は休止期間と自分の人生を楽しんでいるんです。製作会社を経営しながら演技をするのは大変だったから」と語った。
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の公開以前、マーベル・スタジオやペイトン・リード監督はシリーズ第4作の検討に入っていることを明かしていた。もっとも同作が興行・批評の両方で苦戦したためか、現時点で『アントマン4』の続報はない。ちなみに2023年2月の時点で、ダグラスは第4作に復帰するかを問われると「ハンク・ピムが死ぬならね」とジョークで答えていた。
現時点でダグラスは俳優業を休止しており、新しいプロジェクトに参加する予定はないようだ。出演作はテレビドラマ「フランクリン」(2024)がひとまず最後で、息子キャメロン・ダグラスと共演した映画『Blood Knot(原題)』がいまだ公開されていないことを除き、ひとまずはプロデューサー業に集中するとみられる。
ただし、これはあくまでも“休止”であって“引退”ではない。「燃えるような情熱はないけれど、もしもいい企画が出てきて、自分がすごくやりたいと思ったら」復帰もありうると語っている。
なお、ポール・ラッド演じるアントマン/スコット・ラングは『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』に再登場することが判明済み。今度はどのような形で活躍するのか?
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Source: Deadline