『デッドプール&ウルヴァリン』ローラ役ダフネ・キーン、出演を隠すためにアンドリュー・ガーフィールド流で行こうと思ったが逆に怪しいのでやめた

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『デッドプール&ウルヴァリン』では、『LOGAN/ローガン』(2017)に登場したローラ/X-23役がカムバック。同役を再演したダフネ・キーンは、予告編が公開されて自身の出演が明らかになる前、他作品に関するインタビュー中に自身のカメオ出演をバラしそうになったそうだ。
キーンは、2024年6月にディズニープラスで配信開始された「スター・ウォーズ:アコライト」にもジェダイのジェキ・ロン役として出演しており、そのプロモーション中は、公開が迫っていた『デッドプール&ウルヴァリン』のカメオ出演について質問を山ほど受けたのだとか。
米Comicbook.comのインタビューでキーンは、あまりにも多くの取材でカメオについて質問されたため、インタビューに同席していた「アコライト」の共演者で、キーンの出演について知っていたマニー・ジャシントとチャーリー・バーネットに毎回大笑いされていたのだそう。

予告編が公開されて自身の出演が明らかになるまでは、その質問を受けても、「いいえ。でも出演したいですね」と答えるしかなかったというキーン。なんとか質問をかわしていたが、3人ともに段々と嘘をつくのが難しくなってきて、ある取材ではバーネットが「出演しているのは僕だよ!」と冗談を言い始めたとも語っている。
そのタイミングで、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)の公開まで出演を隠し通すために嘘をつき続けていたアンドリュー・ガーフィールドが話題に上がり、もう少しのところでキーンはインタビュー中に、「みんなに訊かれるけど、私はオオカミ少年じゃないよ」と言いそうになったとも告白した。
“オオカミ少年”とは、『ノー・ウェイ・ホーム』公開後に、「またスパイダーマンを演じたいですか?」と直撃されたガーフィールドが答えた、「計画はありません。それは真実です。僕の残りの人生で、みんなが僕のことを嘘つきと呼ぶでしょうね。僕はオオカミ少年ですから」とのコメントに対する言及だ。キーンはガーフィールドの発言を真似ようと思ったが、それはあまりにも直球すぎて嘘がバレると思ったため、言わなかったと回想した。
将来的にキーン扮するローラが、MCUで待機中の映画『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』や『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』にカムバックするかどうかは不明だ。だが、『デッドプール&ウルヴァリン』で鍛えられたキーンは、MCUへの復帰を質問されたら、以前よりも嘘をつかなければならない状況に上手く対応できるのではないだろうか。
『デッドプール&ウルヴァリン』は大ヒット公開中。
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Source:Comicbook.com